2017年の秋分の日はいつ?秋分の意味・暦・お彼岸などの行事も

半年に一回、昼と夜の長さが全く同じになる日の「秋分(しゅうぶん)」。春分とセットで覚えている方も多いのではないでしょうか。でも、「毎年日付が違って今年はいつだかわからない」「そもそもなぜ日付が変わるの?」と素朴な疑問が生まれますよね。お彼岸やお墓参りとも密接に関わるイベントなので、2017年の秋分がいつかもおさえておきたいところです。

そして、秋分は「立春」「夏至」「冬至」などと同じ暦(こよみ)の名称であります。今回は、秋分の意味や関連行事、暦の考え方など詳しく解説していきたいと思います。

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秋分の日はいつ?

2017年の秋分の日

2017年の秋分の日は9月23日(土曜日)です。
土曜日なので、2017年は休みが少ないといわれるのに秋分の日も一役かっているようです。

秋分は旧暦で毎年9月23日頃のことです。ただし、太陽の位置で毎年計算されて日時が決まるため、年によっては22日になることもあります

2017年以降の秋分の日

2024年までの秋分の日は、以下のように日付が決まっています。

西暦 秋分
2017年 9月23日
2018年 9月23日
2019年 9月23日
2020年 9月22日
2021年 9月23日
2022年 9月23日
2023年 9月23日
2024年 9月22日

こうしてみると、気になるのが日付の微妙なズレだと思います。なぜ年によって日付がずれているのでしょうか・・??

日付は太陽と地球の位置で決まる

日付がずれてしまう理由は、太陽と地球の位置を固定して日時をあわせて決めているからです。

1年に1回、地球と太陽が決まった位置関係になったタイミングのことを秋分と名付けているので、「9月23日は秋分の日にしよう」というように日付で決めているわけではありません。日付そのもので決まっている「節句」等とは全く考え方が違うのです。

では、どのような位置関係がきまっているのでしょうか。下記の図をご覧ください。

これは太陽の周りを1年間かけて地球が1周回る様子を示しているいる絵です。決まった角度の場所ごとに名前がついています。
秋分はいつなのかというと、春分を基準にして180度の位置、ちょうど真向かいにきたときの日時となります。

「でも、1周まわって戻って来る時間は1年なんだから、同じことじゃないの?日付がずれる理由になってない・・」
と思うかもしれませんが、「うるう年」を思い出してみてください。

1年という「時間」は、実は365日よりも6時間ほど多くあります。そのため、太陽を一周し元の位置に戻ってきたとき、カレンダーより6時間ほど遅れて戻ってきてしまうんです。これによって毎年天文学的な秋分の時間は毎年ずれていて、それが重なると日付もかわり、うるう年で調整されてまた戻る、ということを繰り返しています。

年によって日付が違うことがあるのは、上記のような理由からです。そのため、2024年以降も秋分が9月22日になる年は定期的にあるのです。

秋分の意味と暦の考え方

秋分の日がどうやって決まるかという疑問が解決すると、「秋分自体の意味ってなに?」という疑問が残ります。そもそも秋分がなんなのか、詳しくみてみましょう。

秋分とは旧暦の名称

秋分とは、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる暦の季節の名称のひとつです。毎年9月23日頃のことを旧暦で秋分と呼びます。

二十四節気とは?

二十四節気とは、地球から見たときに太陽が1年かけて1周する円を基準として、1年を24等分し約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しています。

先ほどの太陽の図をもう一度見てみましょう。

春分を起点に24等分された地球と太陽の位置関係の名前は、位置関係と同時に季節を表していたのです。これが二十四節気とよばれる旧暦の正体です。

24等分して1ヶ月の前半を【節(せつ)】、後半を【中(ちゅう)】とよび、それぞれの区切りとなる日に季節を表す名前がつけられています。上記の太陽の図を四季ごとにならべたのが下記の一覧表です。

二十四節気の秋分の期間

二十四節気では、「秋分」などの名称は特定の一日だけでなく【期間】としての意味もあります。

2017年の秋分の期間は9月23日から寒露(かんろ)の前日の10月7日までの15日間になります。秋分の前は「白露(はくろ)」、白露があけて秋分をすぎると10月8日からは「寒露」の季節がはじまります。

秋分の意味・季節・由来は?

秋分とは、太陽がちょうど秋分点を通過するときのことを意味しています。

春分のときと同じく、太陽が真東から昇って真西に沈むため、1日のうちの昼と夜の長さがほぼ同じになります。春分の場合は春分点を境に昼が長い夏至へと向かい、秋分の場合は秋分店を境に昼が短い冬至へと向かいます。

秋分を境に夜が1日およそ2分ずつ長くなり、昼は短くなります。秋の夜長のはじまりです。
気温も下がり、冬へとむかっていく季節。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、この日を境に寒さが増していきます。

暦便覧原文
江戸時代にこよみを記した書物【暦便覧(れきびんらん)】によると、秋分は
「陰陽の中分なれば也
と記されており、秋の真ん中の季節であると説明されています。
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秋分の日と関連行事など

秋分の日

毎年9月23日頃を秋分の日と言い「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として1948年に日本の祝日として制定されました。前年2月1日に国立天文台が官報で発表する「秋分日」を基準に、祝日とする日を国が決定します。

天文学に基づいて年ごとに決定される祝日は、世界的にみても珍しいそうです。

秋のお彼岸

お彼岸とは、春分・秋分の日を基準として前後3日を合わせた7日間の期間のことをいいます。春分の日は春のお彼岸の中日(ちゅうにち)にあたります。

お墓参り

お彼岸はご先祖や自然に感謝をささげる日本独自の仏教行事の期間です。お彼岸にはお寺の法要やお墓参りに行き、亡き人へ思いをはせて感謝する習慣があります。

お供え物の食べ物「おはぎ」

秋のお彼岸には、ご先祖様の仏壇に「おはぎ」をお供えする風習があります。ぼたもちとはおはぎと全く同じもののことを見していますが、春はぼたもち、秋はおはぎと呼び方が変わります。ぼたもちとは「牡丹」の花からとった名前で、おはぎは「萩」の花からとっており、どちらも季節にちなんで名称が変わります。

秋分の七十二候(しちじゅうにこう)

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに3つに分けた期間のことです。

15日を5日ずつの期間に分けて、それぞれ「初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)」と呼びます。

古代中国発祥の季節を表す方式のひとつで、各七十二候の名称は、気候の動きや動植物の変化をさらに具体的に知らせるような短文になっています。

秋分の七十二候は以下のように記されています。

秋分 初候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ) 雷が鳴り響かなくなる
次候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) 虫が土中に掘った穴をふさぐ
末候 水始涸(みずはじめてかる) 田畑の水を干し始める

田畑の水を干すとは、田んぼに水がなくなること、つまり収穫した状態のことです。秋分が稲穂が実り収穫をする時期であることを意味しています。

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まとめ

秋分について、意味や期間などは理解できたでしょうか。ただ単に昼と夜が同じ時間になる日を意味しているのではなく、背景には二十四節気という旧暦の考え方があるんですね。

シルバーウィークの旅行などだけでなく、秋分・お彼岸・お墓詣りといった本来の祝日の由来と伝統を忘れず、たまにはゆっくりご先祖のお墓を供養してあげてくださいね。

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