「干支はねずみ年です。」とうかがったら、どんなイメージを持ちますか?「なんだか働き者で要領が良さそう…。」なんて思いませんか?
ねずみ年は「子年」と書き、みなさんもご存じの「十二支(じゅうにし)」の一つです。
十二支は「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の12個の動物でできており、暦上の月・日・時間・方位、そしてそれぞれの性格や相性なども導き出せます。
今回は十二支のトップバッター、「子年(ねずみ)」についてご紹介します。性格や運勢を知って、ぜひご自身の生活に取り入れてみてください!
目次
子の意味・由来は?
江戸時代に中国から日本へ伝えられ、みなにわかりやすいようにとなじみのある動物をあてがったものが現在の十二支と言われています。
子が一番になった理由には、こんなエピソードがあります。
年神様が元日の朝一番に自分の元へやってきたものから順に、年の大将にすると言いました。動物たちは大喜びで、かけつけました。堅実な牛は早めに出発し一番になるかと思われましたが、実は賢いねずみが牛の背中にのっており、ゴール寸前で飛び降りて一番乗りとなりました。
こんなお話から子年の人は、「知恵があり、計画を立てて目標を達成できる人」というイメージがあります。
また子年は、サイクルの1番目ということから「新しいものの始まり」、そして子だくさんなことから「子孫繁栄・経済効果」などの象徴と考えられています。
子の生まれ年はいつ?
まずは、十二支の子をチェックしてみましょう。
以下子の生まれ年の一部抜粋です。
- 1924年
- 1936年
- 1948年
- 1960年
- 1972年
- 1984年
- 1996年
- 2008年
- 2020年
子生まれの人の性格・特徴は?男女別に紹介!
頭の回転が良く情報収集力も高い、「あれをやろう。」と決めたら即行動できる好奇心&チャレンジ精神も持っています。
またねずみは地震を察知してすぐに逃げ出すと言われているほど、勘が鋭い動物です。お相手の気持ちを察するのも得意なので、周囲の人に愛されながら計画的に結果を導けるでしょう。
スピーディさが魅力の子年ですが、時間がかかることは苦手で忍耐力に欠けるという一面も。難しい課題にぶつかると早々にあきらめて手を引いてしまうので、気をつけましょう。
男性の子の性格・特徴
男性ならば、周囲に細やかな配慮のできる優しい人でしょう。
コツコツとまじめに取り組む上に周囲がサポートもしてくれるので、お仕事は順調にこなせます。しっかり貯金ができる真面目なタイプですが、慎重すぎて思い切った行動には出られないという欠点もあります。
女性の子の性格・特徴
女性ならばやわらかい雰囲気で、やはり周囲に愛されるタイプでしょう。
性格はとても素直、まっすぐ成長ができるのでお仕事は確実にこなせます。我慢が苦手な子年ですが、女性の場合は不満をため込むタイプが多いため、ストレスを発散するように心がけましょう。
子生まれの人の恋愛・仕事・金運は?
では子年生まれの人がどんな運勢を持っているのか、ジャンルごとに調べてみましょう!
恋愛運
華やかな印象の人が多く、恋愛のチャンスは多めです。
ですがとても慎重派のため、恋愛関係に至るまでにはやや時間がかかるでしょう。真面目でガードが固いおかげで、悪い人にだまされることはありません。
一度おつきあいに発展すれば、誠実に愛情を貫いてくれます。
思いが強すぎると、嫉妬や束縛になる可能性もあるので注意しましょう。
仕事運
頭の回転の良い子年の人は、仕事に対する情熱も強いです。
目標への道すじを頭の中でパパっと計算し、あっという間に結果へたどりつきます。勘が良く周囲に配慮できるので愛されやすく、営業などでも活躍できるでしょう。
周囲の人からのサポートも期待できます。
どんな場所でも生きられるねずみのように、高いコミュニケーション力でどんな環境でもすぐに適応できるでしょう。
金運
子年の人は、十二支の中でもっとも金運が良いと言われています。
頭の良さは金銭感覚にも反映しており、堅実で倹約家、コツコツ型なので貯金は得意です。そもそもお金自体が大好き、人生を通して困ることはないでしょう。
ただし主に恋愛面において、見栄を張って散財してしまうこともあるので注意してください。
子と相性のいい干支と相性が悪い干支は?
では、子年の人と相性のいい・悪い干支をチェックしてみましょう。
子と相性のいい干支
- 丑(うし)年…背中に載せてもらって到着したこともあり、2人の仲はとても良好です。丑年のペースはゆっくりですが、目標達成へまっすぐに向かうところが子年と似ているので理解し合えるでしょう。1925年、1937年、1949年、1961年、1973年、1985年、1997年、2009年、2021年生まれなど。
- 辰(たつ)年…周囲にサポートを受けやすい子年は、リーダー気質でサポート上手の辰年とはとても良いバランスです。子年は難しいことにぶつかって弱気になってしまう時がありますが、辰年の人が強い味方になってくれます。1928年、1940年、1952年、1964年、1976年、1988年、2000年、2012年、2024年生まれなど。
- 申(さる)年…申年も子年と同じように好奇心旺盛なので、話が良く合い相性はバッチリです。ともに忍耐力が弱いという欠点はあるものの、お互いに助け合って乗り越えてゆけるでしょう。1920年、1932年、1944年、1956年、1968年、1980年、1992年、2004年、2016年生まれなど。
子と相性が悪い干支
- 午(うま)年…プライドが高い午年は、行動力のある子年とぶつかりやすいでしょう。
午年は子年よりも困難に負けない強さを持っているので、一緒にいると徐々に食い違いが出てしまいます。1918年、1930年、1942年、1954年、1966年、1978年、1990年、2002年、2014年生まれなど。 - 卯(うさぎ)年…卯年の人はあたりが柔らかい印象がありますが、心の底では違うことを考えて我慢していることがあります。ストレートな子年とはかみ合いにくく、お互い嫌な気持ちになってしまうでしょう。1927年、1939年、1951年、1963年、1975年、1987年、1999年、2011年、2023年生まれなど。
- 酉(とり)年…行動力の高い子年と活発な酉年は、一緒に行動するとどうしてもずれが出てしまいます。うまくやっていくためには、子年が苦手な我慢をしないといけないので、難しいでしょう。1921年、1933年、1945年、1957年、1969年、1981年、1993年、2005年、2017年生まれなど。
気になる方の干支をチェックして、人間関係や恋愛にお役立てください!
まとめ
十二支のトップバター「子年」の人の性格や運勢についてご紹介しました。
高い知性と鋭い勘、どんな環境にも適応するコミュニケーション力をそなえた子年の人は、すばやく大きな結果を残せるでしょう。その反面やや忍耐力に欠け、問題があるとひるんでしまうという一面もあるようでした。
子年の人は、周囲が思わずサポートをしたくなる愛されキャラの持ち主です。自分らしく輝いて、どんどん目標を達成してくださいね!