「座右の銘」は、人生で迷った時や落ち込んだ時に、自分を支えてくれる大切な言葉です。「座右の銘」にはルールがなく、ことわざや単語、映画やアニメの銘台詞、恩師の言葉など、形はさまざまです。
中でも四字熟語を使ったものをサラッと言いこなせば、「かっこいい~。」という印象にもなるでしょう。
では、今回は「座右の銘」として使うのに人気おすすめの四字熟語を調べてみましょう。
目次
【かっこいい四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」
目的のために、努力や苦労を重ねることという意味です。
「座右の銘」でこれが出たら「おおー」と思われるでしょう。こちらもかっこいいですよ。
「初志貫徹(しょしかんてつ)」
最初に立てた目標を、最後まで貫き通すという意味です。意志の強い人だという印象になるでしょう。
「獅子奮迅(ししふんじん)」
獅子が入ると、とにかくかっこよくなりますね。ライオンが猛々しく襲いかかるように、周りを圧倒するほどの勢いで物事を行うという意味です。
言葉はかっこいいですが、実行するのはなかなか大変そうですね。
【面白い四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
以下面白いと思える人気おすすめの四字熟語の座右の銘です。
「野心満々」
ご想像通り「やしんまんまん」と読みます。「どんどん出世するぞ!」という勢いのある方は、ぜひ自己紹介に使ってみてください。
それを聞いた上司が、「じゃあ、次の仕事はあいつにまかせてみるか。」なんて、思ってくれるかもしれませんよ。
「弱肉強食」
強いものが勝つ!という意気込みを感じますね。
「抱腹絶倒」
腹を抱えて大笑いという意味です。毎日げらげらと笑って過ごしたい方にはおすすめです。
「気分転換」
「気分転換」・・・。これを「座右の銘」としている人もいるようです。
マイペースで話しやすそうな人だなあという印象になりそうですね。
【ポジティブな四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
ポジティブな気持ちを維持できる四字熟語の座右の銘の人気おすすめです。
「雲外蒼天(うんがいそうてん)」
目の前の困難を乗り越えれば、必ず青い美しい空が待っているという意味です。
どんなにつらい試練があっても、その先に青い空が広がっていることを信じられれば、きっと乗り越えることができますね。
「心機一転」
これは有名な言葉ですね。ある出来事をきっかけとして、気持ちや状況ががらりと良い方向に変わることを意味します。
なにか大変な時期が合っても、自分で区切りをつけて、心を入れ替える時にぴったりの言葉です。
【笑顔の意味が強い四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
そんな笑顔を伝えた四字熟語がこちら。
「笑門来福」
これは知っている人も多いでしょう。ことわざの「笑う門には福来る」からきた言葉で「しょうもんらいふく」と読みます。
笑顔の人は、不思議と助けをもらって、苦難を乗り越えてしまうものです。
いつも笑っていれば、自然と幸福が訪れるよという意味です。
「怡然自楽(いぜんじらく)」
どんな時でも、おだやかな気持ちで楽しむという意味です。突然困難が訪れると、思わず焦って苦しくなってしまうもの。
どんな時でも穏やかな笑顔で、楽しく取り組めると良いですよね。
【努力を表す四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
努力を表す四字熟語を座右の銘にする人も多いですね。以下人気おすすめの座右の銘。
「七転八起」
有名なことわざ、七転び八起きと同じ意味で、「しちてんはっき」と読みます。
何回失敗して転んでも、何度でも何度でも立ちあがり努力を続ける、ひたむきな努力を誓う「座右の銘」です。
「十年一剣(じゅうねんいっけん)」
もともとは、十年間もの長い間、たったひと振りの剣を練習し続け、その腕を発揮する時を待つという意味があります。
社会に出て大きなことに挑戦すれば、報われるまでに十年ではきかないかもしれません。
そうやって自分の目標に向かって、努力し続けるぞという思いが伝わる言葉です。
【誠実を表す四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
結局、誠実で真面目な人が成功をする社会であってほしいものです。以下は人気おすすめの誠実を表す四字熟語の座右の銘です。
「誠心誠意(せいしんせいい)」
これは耳にしたことがある人も多いでしょう。損得勘定や嘘を持ち込まず、いつでも真心をもって正直に接するという意味です。
社会にいろいろな人がいます。嘘をつかれたり、裏切られたりすることもあると思います。そんな時に役立ちそうな「座右の銘」です。
「因果応報(いんがおうほう)」
これは少し違った意味の誠実さを表します。仏教から来た言葉ですが、善い行いをすれば善い報い、悪いことをすれば悪い報いを受ける。結局、結果を決めるのは自分の行動なんだよという意味です。
周りの人を見ていて、実感することもあるのではないでしょうか?
【思いやりがある四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
誰でも、思いやりの心は持つことができます。以下、人気おすすめの思いやりがある四字熟語の座右の銘です。
「貧者一灯」
これは「ひんじゃ(の)いっとう」と読みます。
古代のインドで、貧しいものが王のために、なんとかお金を作って明かりをひとつだけ灯したというお話から由来します。
貧しいものの誠意のこもった贈り物は、金持ちのどんなに豪華な贈り物よりも尊いという意味です。
「霖雨創生(りんうそうせい)」
きれいな言葉ですよね。霖雨は、長雨が降りつづくこと。
蒼生は、草木が茂っていることです。天の恵みを受けて草木が育つこと、つまり自分も多くの人に恵みを与えて助けてあげられる人になろうという意味。
純粋で豊かな思いが伝わる言葉ですね。
【感謝を大事にする四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
感謝を伝える四字熟語は、聞きなれないものが多いですが、以下の人気おすすめの四字熟語は聞いたことがありませんか?ぜひ座右の銘にしてみませんか。
「一宿一飯」
一回のごはん、一晩のお宿のお礼を、いつまでも忘れずに感謝するという意味です。
生活の中でふと小さな助けをくれた人、そんな人にも感謝の気持ちを持ち、いつかお礼をしてあげたいものですよね。
「哀哀父母(あいあいふぼ)」
中国最古の詩集・詩経の「哀哀たる父母 我を生みて くろうせり」という一説から由来した言葉です。親への感謝を意味する四字熟語です。
座右の銘にすると素晴らしいですね。
自分を産んで、たくさんの苦労をしながら育ててくれた両親への感謝を忘れずに、生きていけそうですね。
【夢がある四字熟語】座右の銘として人気おすすめは?
夢という言葉が入ると、「一炊之夢(いっすいのゆめ・人の栄華ははかないという意味)」のように、はかないものを表す四字熟語が多いのですが、今回は、未来や夢を感じる四字熟語を選んでみました。
「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」
宝くじでもおなじみの言葉ですね。一粒の種から、万もの収穫を得られるという言葉です。
小さな善い行いをしておけば、そのうち大きくなって帰って来るという意味にも使われます。
「大器晩成(たいきばんせい)」
これも良く耳にしますね。大きな器はすぐに作るのは時間がかかるという意味で、才能があっても時間がかかっている人を支える言葉として使われます。
「捲土重来」
こちらは、「けんどちょうらい」または「けんどじゅうらい」と読みます。一度負けたり失敗をした人が、土煙をあげるほどの強い勢いで、巻き返していくことを意味します。
「自分はまだ大丈夫だ。」と強い支えになってくれる言葉ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?気に入った四字熟語はありましたか?四字熟語は中国に由来しているものが多く、難しく深い言葉が多いですね。
ですが、よく意味を調べてみると、人生の分かれ道や壁にぶつかった時に、私たちを支えてくれる言葉がとても多かったことに気づいたと思います。
時代の様相は変われど、古くから人々の悩むことは同じなのかもしれませんね。四字熟語は短いため、印象がストレートに伝わります。
まだ「座右の銘」を持っていないあなたは、ひとつ選んでみてはいかがでしょうか?
また、有名人・偉人やアニメキャラが発した名言を座右の銘にしたい!って人は別記事で紹介していますのでよかったら合わせてご覧ください。