お正月休みの間に、ふと手続きなどの用事を思いだし、「新年は何日から開いているのだろう?」と迷うことはありませんか?
「仕事始め」の日は、それぞれの企業が思い思いに日程を決めているのではなく、業種によってある程度の傾向があるようです。
今回は、さまざまなお仕事の「仕事始め」の日について、調べてみたいと思います!
目次
- 1 仕事始めは一般的にはいつから2025年は?
- 2 大企業・一般サラリーマンの仕事始めはいつからが多い?
- 3 工場・製造業の仕事始めはいつからが多い?
- 4 市役所・役所関連の仕事始めはいつからが多い?
- 5 役所以外の公務員の仕事始めはいつからが多い?【学校の先生・警察官・自衛官・消防士・刑務所職員・郵便局】
- 6 裁判所の仕事始めはいつからが多い?
- 7 神社の仕事始めはいつからが多い?
- 8 漁師の仕事始めはいつからが多い?
- 9 農家の仕事始めはいつからが多い?
- 10 保育園・幼稚園の仕事始めはいつからが多い?
- 11 病院の仕事始めはいつからが多い?
- 12 美容室の仕事始めはいつからが多い?
- 13 パチンコ屋の仕事始めはいつからが多い?
- 14 総理大臣の仕事始めはいつからが多い?
- 15 まとめ
仕事始めは一般的にはいつから2025年は?
そのため、「仕事始め」は1月4日になるのが一般的です。
1月4日が土日と重なるとお休みとなり、次の月曜日の5日や6日が「仕事始め」となります。
テレビなどで「今年の年末年始は9連休です!」とにぎわっている時は、そんな年なのです。
2025年はいつから?
2025年の1月4日は土曜日になるので、仕事始めは翌週の月曜日である1月6日になります。
大企業・一般サラリーマンの仕事始めはいつからが多い?
ですが、福利厚生のしっかりとした大企業や一般サラリーマンは、法律通りの6日間のお正月休みを取るため、「仕事始め」は1月4日としているところが多いようです。
企業によっては「仕事始め」は5日、年末の「仕事納め」も少し早めの27日にする場合も多いようです。
企業としても、行政が閉まってしまう期間はできないことも多くなりますので、当然と言えるかもしれません。
工場・製造業の仕事始めはいつからが多い?
たとえばトヨタなどの大手自動車工場では、トヨタカレンダーと言って年間の稼働日数が決まっています。
その上、日ごろから祝日出勤をしている日も多いからか、お正月休みはとても長めです。12月25日∼1月5日と10日以上もゆっくり休み、「仕事始め」は6日ということもあるようです。
また、急ぎの用事のない製造業などでは、28日に「仕事納め」をしても、1月9日が「仕事始め」という場合もあり、比較的ゆっくりしている業種と言えそうです。
市役所・役所関連の仕事始めはいつからが多い?
この期間は、すべての役所が同じように閉まるため、お正月休み前後は非常に混み合います。大切な手続きがある人は、余裕をもって行動しましょう。
また役所に関連した施設の、保健福祉センター、出張所、青少年施設、交流センター、支援センター、文化会館、観光案内所、学習センター、ハローワークなども、一緒にお休みなることが多いので覚えておきましょう。
役所以外の公務員の仕事始めはいつからが多い?【学校の先生・警察官・自衛官・消防士・刑務所職員・郵便局】
小学校・中学校・高校の学校の先生
しかし、学校の先生も基本的には同じですが、先生によっては部活、書類整理などで休みを返上している人も多いようです。
警察官・自衛官・消防士、・刑務所職員
警察官、自衛官、消防士、刑務所職員などは、もちろん常に稼働しており、交替でお休みをとっています。
郵便局
指定公共機関の郵便局は、基本的には12月31日~1月3日までお休み(局による)ですが、郵便配達だけは31・2日以外は稼働してくれるので、毎年きちんと年賀状が届くのですね。
裁判所の仕事始めはいつからが多い?
こちらも公的機関なので、法律通りに1月4日が「仕事始め」となります。
裁判所では、年末ギリギリや年明けすぐなどには裁判の予定が少なく、成人式以降の頃に本格的にスタートするため、比較的ゆっくりの「仕事始め」と言えるでしょう
。裁判が少ないため、まとまったお休みを取りにくい弁護士さん達も、年末年始にはしっかりとお休みを取れることが多いようです。
ちなみに「仕事始め」と「御用始め」の違いについては別記事「仕事始めの言い換えは?御用始めとの違い?」で紹介していますのでよかったら合わせてご覧ください。
神社の仕事始めはいつからが多い?
お正月は、大晦日から始まる初詣で、一年で一番とも言える大賑わいになります。この期間は、ご祈祷の数が圧倒的に増えるのでお休みがなく、元旦が「仕事始め」と言えるでしょう。
三が日が過ぎても、4日以降には「仕事始め」で訪れる企業の参拝者が増え、1月中は合格祈願をする人でにぎわいます。
お正月シーズンは、神主さんはほとんど休んでいないようですよ。
漁師の仕事始めはいつからが多い?
ですが、漁師の方も、基本的には1月4日が仕事始め、場所によってはもう少し休むこともあるようです。
漁師さんたちは、お正月やお盆などの殺生は控えます。お祭りなどの暦もとても大切にしているため、年末年始はしっかりと休むようです。
そもそも市場がお休みなので、お魚をたくさん取っても、無駄にしてしまいます。
自然と共に生きている漁師さんならではの判断と言えそうですね。
農家の仕事始めはいつからが多い?
もともと12~2月は農閑期といって仕事が少なく、加工や販売、機械のメンテナンスなどをしていることが多いようです。
だから、休めるのはこの時期だけと、比較的長めに年末年始のお休みを取るようです。年末年始の挨拶まわりや忘年会、新年会、総会などの予定がとても多くなりますが、形だけでも1月4日にお仕事を始める農家さんは多いようですよ。
保育園・幼稚園の仕事始めはいつからが多い?
保育園
認可保育園であれば、ほとんどの場合1月4日が仕事始めですが、園によって5・6日のところもあります。
自治体によっては、12月29、30日、三が日もOKのところもあるようなので、確認しておきましょう。
幼稚園
幼稚園は文科省に所属するので、お正月休みは小中学校と同じです。クリスマス前後から1月の2週目くらいまでと、少し長く冬休みとなります。
ただ、休みの間も「預かり保育」として交代で勤務をしたり、書類整理や研修、行事の準備などで忙しいようですよ。
病院の仕事始めはいつからが多い?
ですが、もちろん急患対応などの救急は稼働しており、地域ごとの休日診療も開いています。
個人病院ももちろんお正月は休みますが、これは各クリニックによって違うので、問い合わせをして確認すると良いでしょう。
市や区のホームページを見れば、当番医の先生を常駐してくれている個人クリニックも確認できますよ。
美容室の仕事始めはいつからが多い?
そのため、30日ギリギリまで営業しているところが多いです。年明けも成人式などのために混み合うので、90%の美容室は1月4日に「仕事始め」となり、お正月休みは少し短めと言えるでしょう。
31日や元旦でも、ショッピングモール内の店舗などは営業しているので、急ぎの時は探してみると良いでしょう。
この時期はとても忙しいので、年明けの予約は年末の内にしておくのがおすすめです。
パチンコ屋の仕事始めはいつからが多い?
年末年始は休暇やボーナスで利用者が増えるので、開店しておく方が得なのかもしれませんね。
ですが夜は、大掃除もありますし、大晦日と元旦はさすがにパチンコ愛好家も家で過ごすことが多いのか、急に閉店時間が20時などに早まることがあります。
知らずに確変に入ると悔しい思いをしますので、先にチェックをしておいてくださいね。
総理大臣の仕事始めはいつからが多い?
1月4日には歴代総理の恒例行事として、皇室の先祖が祀られている三重県の伊勢神宮へ参拝し、今年の平和を祈願します。
伊勢神宮は、日本の神社の総本山であり、祀られている天照大神は太陽の神です。太陽は国家の平和にとってとても大切なものなので、行事として取り入れているようです。
毎年1月4日には、総理大臣も参拝してニュースにも取り上げられるのでチェックしてみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。さまざまな職種の方が、それぞれの形でお正月を迎え、年明けのお仕事に臨んでいることがわかりましたね。
ほとんどの方は1月4日でしたが、少しゆっくりと構えている人、反対にほとんど通常営業という方もいるんですよ。
ですが元旦から働いている方でも、1月1日の朝、出勤する時に、いつもと違う清らかさを感じて、少し気を引き締めていることもあるのではないでしょうか。
毎日同じように働いていると、つい目標を見失ったり、なんとなく過ごしてしまうこともあると思います。「仕事始め」の日は、「よし、今年はこれに挑戦しよう。」と、一度仕切り直して新たにスタートをできるきっかけの日なのかもしれません。
また、仕事納めについての日程や仕事始めと仕事納めを合わせた年末年始の日程については別記事でも紹介しているのでよかったら合わせてご覧ください。