おくりもの

喪中の時のお中元マナーは?時期・のし等の気を付けたいことまとめ

いつもお世話になっている方へお礼の気持ちを込めて夏におくるお中元。喪中のときはお祝い事などはひかえるのが日本のしきたりですが、お世話になっている相手に不幸があり喪中となっていたら、その年はお中元も送ってはいけないのでしょうか。

今回は、相手が喪中の場合にお中元を贈るときのマナーや気をつけることをまとめて解説します。

喪中の相手にお中元を贈ってよいのか

結論から言って、喪中の相手にお中元を贈っても問題ありません

喪中期間中に避けたいのはお祝いごとであり、お中元は年明けから夏までの半年間のお礼の気持ちを込めた季節の贈り物のため、お祝いには含まれないという考え方をします。

ただし、通常の場合と違いいくつか気をつけるべきことはありますので、次に説明していきます。

喪中の相手に贈るときに気をつけること

喪中の相手にお中元を贈ること自体は問題ないのですが、うっかり通常通りに贈ってしまうとマナー違反となってしまうので要注意です。具体的には下記4点が通常の場合と変わってきます。

①のし紙に水引などはつけない

のし紙は通常、赤金や紅白の水引の蝶結びのものを使用し、のしのマークも入っているものを使用しますが、喪中の場合はこれらを使いません。

喪中の年の場合は、白無地の紙や短冊を使用し、「御中元」と表書きだけをしたものを付けて贈るのが正しいマナーです。
この場合、表書きは「御中元」のみで、自分の名前などは必要ありません。

デパートなどでのしをつけてもらうときは、相手が喪中である旨を事前に伝えましょう。きちんと喪中用ののしもデパートなどの大型量販店では用意されています。

②時期は49日が明けてからおくる

相手の49日が明けてから贈るようにしましょう。49日をあけてしまうと御中元の時期を過ぎてしまうという場合は、

  • 暑中お見舞い(目上の方へ:暑中御伺):7月16日〜立春の前日
  • 残暑お見舞い(目上の方へ:残暑御伺):立秋から処暑(しょしょ)まで

として贈るようにしましょう。時期がずれて名前は変わりますが、夏のご挨拶という同じ意味合いで贈ることができます。

  • 立春 :8月7日(年によって8日の時がある)
  • 処暑 :8月23日

③お中元の品物選びに注意する

最近都市部では薄れつつあるものの、地方などは喪中の家庭はお中元の他にもお盆や供養の品など様々な品物が送られてくるものです。そのため、お中元を贈る場合は生菓子よりは日持ちのする菓子類や日用品などが喜ばれるでしょう。

品物の金額に関しては、喪中だからどうするというルールは特にありませんので、毎年贈っているお中元やお歳暮と同等の金額で問題ありません。

なお、お茶や海苔などは香典返しに多く使用され、喪中の相手にはあまり良い印象は持たれない可能性があります。香典返しに多く使われるような品物は避けた方が無難です

③お礼状の文言に注意する

お中元を郵送で贈る際は、品物とは別に送り状を贈るのがマナーですが、これは喪中の時も同様です。親しい親戚などを除いて、喪中に関係なくお世話になっている目上の方などに贈る場合は送り状を送りましょう。

送り状も通常通りの書き方ではありますが、いくつか注意点があります。

「皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます」とか、「お元気ですか?」というような快活なイメージの言葉は避けるようにしてください。これらの言葉は、身内が亡くなられた方々に向けてはふさわしくありません。思いやりのある言葉で簡潔に書くようにしましょう。慰めの言葉は一言添えてもいいですが、敢えて触れなくても特に問題はありません。

贈る側の自分が喪中だった場合

贈る側の自分が喪中だった場合も、御中元を贈るのは特に問題はありません。その場合は、上記ののしや49日の基準など相手が喪中だった場合とマナーは全く同じになります。

受け取る側に遠慮させてしまう場合もありますので、自分が気にならないからといって勝手に贈ってしまうのも配慮にかけることになってしまいかねませんので、注意してください。

まとめ

喪中の場合も相手に御中元を贈ることは問題はないですが、時期やのし紙などいくつか通常とは変わってきます。喪中のときは、お世話になっている相手だからこそ、より一層思いやりとお悔やみの気持ちを忘れずに贈り物をするようにしましょう。