小さい頃から目にはとまるものの、「りんぼうという響きが面白い。」とクスッと思う程度で、どんな意味があるか知らなかったって人も多いでしょう。
実は「三りんぼう」は、暦上の吉凶の占いのようなもののひとつなのです。大安などは「六曜(ろくよう)」、一白などは「九星(きゅうせい)」、うまなどはその日の干支、そして「三りんぼう」は、その各ジャンルに含まれないものを集めた「選日(せんじつ)」のひとつなのです。

つまり、その日の吉凶を示していたのですね。では、「三りんぼう」とは、一体どんな日のことを示しているのか、調べてみましょう。
三りんぼう(三隣亡)の意味由来は?

なんだか一気に縁起の悪い印象になりましたね。
これは「選日」のひとつで、建築上の凶日と言われており、この日に家を建てるなどの建築にまつわることをすると、のちのち火事を起こして、三軒となりまで滅ぼしてしまうと言われている日です。
「三りんぼう(三隣亡)」は元々は吉日の意味であった?
このおそろしい凶日は、一説によると江戸時代の書物には「三輪宝」として、「屋立てよし」「蔵立てよし」と建築の吉日として記載されていました。
ですが、ある時から「よし」が「あし(悪し)」と伝えられてしまい、「屋立て悪し」と縁起の悪い日となってしまったというのです。
そのため、「三りんぼう(三隣亡)」は迷信だといって信じない人も多いようなのですね。

気にしすぎる必要はないのかもしれませんが、もし自分が家を建てるとなると、避けたい日ではありますよね。
「三りんぼう(三隣亡)の日」はいつ?2026年(令和8年)はいつ?

「三りんぼう(三隣亡)」は、月と、日に割り振られた干支で決まります。
「正月・4月・7月・10月は亥の日」といったように、月ごとに該当する干支の日が決まっています。
2026年(令和8年)の「三りんぼう(三隣亡)」はいつ?
- 1月6日(火)
- 1月18日(日)
- 1月30日(金)
- 2月11日(水・祝)
- 2月23日(月・祝)
- 3月7日(土)
- 3月19日(木)
- 3月31日(火)
- 4月12日(日)
- 4月24日(金)
- 5月6日(水・祝)
- 5月18日(月)
- 5月30日(土)
- 6月11日(木)
- 6月23日(火)
- 7月5日(日)
- 7月17日(金)
- 7月29日(水)
- 8月10日(月)
- 8月22日(土)
- 9月3日(木)
- 9月15日(火)
- 9月27日(日)
- 10月9日(金)
- 10月21日(水)
- 11月2日(月)
- 11月14日(土)
- 11月26日(木)
- 12月8日(火)
- 12月20日(日)
以上となります。
干支の日付は12日サイクルで定期的にめぐってきますが、旧暦をもとに新暦へ当てはめているため、月によって多少のずれが生じます。
とはいえ、建築や引っ越しなどの大きなイベントは頻繁にあるものではないため、この日程を把握しておけば、十分に避けることはできそうですね。
山形県の一部では1年間まるごと「三りんぼう(三隣亡)」の地域がある?
これは、もともとデマがきっかけと言われていますが、現在でも根強く気にされている地域があるようです。

「三りんぼう(三隣亡)」と「大安」が重なると効果はどうなるの?

ですが、「三りんぼう(三隣亡)」と重なると、大安でも縁起の悪い日となってしまうことが多いので、大きなイベントは避けた方が良いでしょう。
特に「三りんぼう(三隣亡)」の場合は、あなたが気にしていなくても、周りの人や引っ越し先の人は気にしているかもしれません。

その後のお付き合いのことを考えると、避けるのが賢明と言えるかもしれませんね。
大安以外の吉日でも「三りんぼう(三隣亡)」に当たる日なのかは確認するのが大切です。
ちなみに大安以外の吉日やそれぞれの吉日におすすめのイベントなどについては別記事で紹介しているのでよかったら合わせてご覧ください。
「三りんぼう(三隣亡)の日」は何する?過ごし方は?引っ越し?契約?

「三りんぼう(三隣亡)の日」は、何をするかよりも、何をしてはいけないかがとても重要です。
この日は、建築関係のことを避けた方が良いと紹介しました。
建築関係・建物に関するイベントは避ける
建築関係のイベントの土起こし、棟上げ、柱建て、建前、地鎮祭、引き渡し式などはNGと言われています。
また、建物に関するイベントの引っ越しや店舗の移転、契約、また高いところへ登ることなどもおすすめできません。

暦を信じている地域の人は不快に感じることもあるので、気にした方が良いでしょう。
入籍・結婚式や納車や財布の買いかえ・宝くじの購入は?
「三りんぼう(三隣亡)」は「新居・大黒柱」と関連があるということで、入籍や結婚式も歓迎されません。
単純に縁起の悪い日なので、納車や財布の買いかえ、宝くじの購入もしない方が良いとされています。
葬式は大丈夫?しかし和歌山県の一部地域によってはNG?
しかし、和歌山県の一部の地域では、「三りんぼう(三隣亡)の日」は隣の家まで影響があるからと、お通夜や葬儀も控えているところもあります。

葬式はほとんどOKですが、和歌山県の一部の地域のみ確認が必要そうですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?カレンダーで気になっていた、「三りんぼう」がどんな日か、わかりましたか?
正直なところ、人生の内に家を建てる、引っ越しをするなどの大きなイベントは、数えるほどしかないと思います。迷信とも言われている「三りんぼう(三隣亡)」なので、信じないという人も多いでしょう。
ですが、この凶日の珍しいところは、仏滅や「不成就日(ふじょうじゅび)」などと違って、人に迷惑がかかってしまうというところです。
そのため、自分が気にしていなくても、これからご近所さんとしてお付き合っていく人たちにとっては、「なんて縁起の悪いことをする人だ。」という印象になってしまうかもしれないのです。
あまりたくさんないイベントだからこそ気を配って日程を決め、まわりに祝福されるイベントにできると良いですね。




