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「天火日(てんかび)」意味由来は?2024年はいつ?する事やしてはいけない事ある?

天火日
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「暦注下段」の1つに「天火日」があります。

人生の大きな夢のひとつと言えば、マイホームだと思います。家族のために素敵なお家を購入して、「よし、いい家を作るぞ!」と思ったら、契約、着工など、なんとなく暦を気にしたくなるような大きなイベントが増えるものです。

暦には、大安、仏滅など、たくさんの占いが載っています。その中には、家づくりに特化したものもあることをご存じでしょうか?その1つに「天火日」があります。

大和
大和

こちらは暦の下の方にある「暦注下段(れきちゅうげだん)」という占いのひとつですが、家を建てる時に少し気にしてほしい凶日なので、ぜひチェックしてみてください!

「天火日」の意味由来は?

意味由来・語源

天火日は、「てんかび、てんかにち」などと読み、「五貧日」と言われることもあります。

意味は?

読んで字のごとく、天に火の気が非常に強い日のことを言います。

この日に家にまつわる作業をすると、必ず火事になると言われており、歴注下段の凶日のひとつとなっています。

由来は陰陽五行説?

由来は、陰陽五行説と言われています。陰陽五行説では、火気を、天火(てんか)、地火(じか)、人火(じんか)の3つに分けて考えます。

その内、天火は漢方などでは太陽、流星、火星、雷火に分かれると言われており、天にまつわる火の気のことを指します。

大和
大和

一般的にも、落雷で起きる火災のことを天火と呼んだり、オーブンのことを、日本語で天火(てんぴ)と言ったりしますよね。とにかく火と縁のある、気を付けたい暦のひとつと言えるでしょう。

天火は怪奇現象?

女性の先生

本来の天火は、落雷などの自然現象のことを指しますが、「天火」という言葉は、日本各地でも、原因不明の怪奇現象、つまり怪火として紹介されることがあります。

主に熊本県の民間伝承では、「得体のしれない火」とされており、「提灯くらいの大きさで、ひとだまのような尾はない、屋根上に落ちて火事を起こす。」と、ここでも屋根の火事に触れて紹介されています。

また、愛知県では、夜道を昼間のように明るくする怪火、佐賀県では天火が家に入ると病人が出るなど、災いのもととして伝えられています。

大和
大和

これらは確証のない民間伝承ではありますし、天火日も根拠がないと言われる暦注下段のひとつですが、共通点に注目してみると、昔の人々が同じように感じた何かがあるのでは?と思ってしまいませんか?

「天火日」はいつ?2024年は?

いつなのか疑問になっている女性の人

天火日の日付は、「二十四節気(にじゅうしせっき)」と、毎日に割り振られた十二支で決まります。

二十四節気は、立春、夏至などの季節の区切り(節切り/せつぎり)で、月を表します。その月ごとに、決められた干支の日がそれぞれの天火日となります。

毎日の干支は「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の順番なので、天火日は12日に1度のサイクルで、定期的にめぐってくるというわけです。

各月の天火日

  • 1、5、9月…子の日
  • 2、6、10月…卯の日
  • 3、7、11月…午の日
  • 4、8、12月…酉の日

こちらでいう月は、二十四節気をもとにした節切りなので、現代の月とは少しずれています。

2024年の天火日

  • 1月10日
  • 1月22日
  • 2月3日
  • 2月6日
  • 2月18日
  • 3月1日
  • 3月16日
  • 3月28日
  • 4月12日
  • 4月24日
  • 5月9日
  • 5月21日
  • 6月2日
  • 6月5日
  • 6月17日
  • 6月29日
  • 7月14日
  • 7月26日
  • 8月10日
  • 8月22日
  • 9月3日
  • 9月18日
  • 9月30日
  • 10月15日
  • 10月27日
  • 11月11日
  • 11月23日
  • 12月5日
  • 12月8日
  • 12月20日
大和
大和

1年に30日程度と少ないですし、家に関わるイベント限定の暦なので、気にしやすいと言えるでしょう。

「天火日」にするといい事としてはいけない事は?入籍や契約・引っ越しは?

するといい事としてはいけない事を天秤にかけている女性

「天火日」にするといい事は特にありませんが、してはいけない・しないほうがよい事はあります。

しないほうがよい事は?家にまつわる事はしてはいけない?

天火日は、家にまつわることをすると、必ず火事になるという意味の凶日なので、建築関連の行事は避けた方が良いでしょう。

屋根ふきや棟上げ(むねあげ=家の柱や梁、屋根などの骨組みを作ること)、家屋の修理、かまどを作るなどの作業まで、家づくりに関する作業は、ほとんど向いていません。

そして、生活に大きく関わる要素の為に、種まきも凶とされています。もし、うっかり日にちを重ねてしまったら、しっかりとお祓いを受けてのぞめば問題はないでしょう。

もちろん引っ越しも良くありません。特に貴人(上級な方)の引っ越しは凶です。

結婚・入籍・契約は?

天火日は怖い日に感じますが、家にまつわることだけに関係する暦なので、家以外の行事を行ってもさしつかえはありません。

結婚や入籍なども不向きとされてはいません。

契約も問題はありませんが、新居にまつわる契約ごとなどは避けた方が良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?暦注下段のひとつ、天火日がどんな日か、おわかりいただけましたか?家に関する行事に特化した、少し特徴的な暦でしたね。

あまり気にするタイミングのないものですが、マイホーム建築を前にしている人などは、少し怖くなってしまうかもしれませんね。ですが、歴注下段は暦の中でも科学的な根拠がなく、迷信のようなものとも言われますので、気にしすぎないようにしてください。

家に関する暦では、「選日」のひとつ「三隣亡」が有名です。こちらは他人に迷惑がかかってしまうという意味で、天火日よりも気にしている人が多い暦です。

あわせてチェックして、不安をなくしてマイホーム建築へ取り組んでくださいね!

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