暦注には、みなさんもご存じ、立春・夏至などの「二十四節気(にじゅうしせっき)」や、大安・仏滅などの「六曜(ろくよう)」、「十二直(じゅうにちょく)」、「二十八宿(にじゅうはっしゅく)」、「九星(きゅうせい)」、ジャンル分けされなかったものを総称した「選日(せんじつ)」など、たくさんの種類があります。
「暦注下段」は、そのジャンルのひとつで、古くから人々に信じられてきた占いなのです。

ここでは「暦注下段」について紹介しています。
暦注下段って?迷信?科学的?天文学的?気にしない人も多い?

下段というくらいなので、上段(日付や二十四節気など)や、中段(十二直)ももちろん存在します。ですが、これらは科学的、天文学的な情報をもとに作ったもの。
歴注下段だけは、根拠がハッキリとしなかったため、迷信という扱いをされることも多いです。
暦注下段には凶日も多いですが、気にしすぎる必要はないと言えるでしょう。その反面、暦は人々への影響がとても強かったので、1000年以上昔から、朝廷や政府にたびたび使用を禁止されてきました。

明治時代に、現在使われている暦に変わった時にも、政府から禁止令が出されましたが、庶民には支持する人が多かったため何度も何度も復活し、「おばけ暦」と言われながら、現在にも残っているというわけなのです。
暦注下段は気にしないって人も多い暦?
結婚式などの大きなイベントの日取りでは暦が気になりますが、暦注下段は凶日もたくさんあり、凶日を避けていたらなにもできなくなってしまいそうです。
上段や中段の暦と違って、歴注下段は天文学などに基づいていない、根拠のない占い迷信のようなものとの扱いも多く、「気にしない!」という人も多いです。

「悪いことが起きるかも…。」と思っていると、実際に呼んでしまうもの。悪い暦はあまり深入りせずに良い暦だけはしっかりと信じて、自信をもって前に進みましょう!
暦注下段の意味由来は?

暦の下の方に書いてあるので、文字通り、歴注下段と呼ばれています。暦注下段には、とてもたくさんの種類があります。
暦注下段の種類【吉日・凶日】

吉日もありますが、凶日も多い暦になりますよ。
七箇の善日(ななこのぜんにち)と呼ばれる吉日
三箇の悪日(さんがのあくにち)とよばれる凶日
それ以外の凶日
- 受死日(じゅしにち/び)
- 十死日(じゅうしにち/び)
- 五墓日(ごむにち)
- 凶会日(くえにち、くえび)
- 天火日(てんかにち)
- 地火日(ぢかにち)
- 血忌日(ちいみび/にち、けこ)
- 帰忌日(きこにち、きしにち、きこび、ここじつ)
- 往亡日(おうもうにち)
吉凶が増す日
天狗星(てんこうせい)と関係のある日
などです。

それぞれに特性がありますので、行事によって使い分けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?歴注下段がどんな占いなのか、おわかりいただけましたか?
天赦日などの最大の吉日は有名ですが、「他にもこんなにあったのか」と思った方も多かったのではないでしょうか。
暦注下段は種類が多く、毎日気にしていたら大変ですよね。それでも人々に支持され続けてきたのは、やはり「不安な毎日に安心が欲しいから。」だったのかもしれません。
ですが、暦注下段は残念ながら根拠のあるものではありません。気にしすぎずに、「気になる日だけ、良い運気の日だけ」をチェックするようにして、楽しんで暦を活用してみてくださいね。


