盆踊りの太鼓といえば、盆踊りにはなくてはならない超重要ポジション。
高いやぐらの上で皆の中心となり太鼓を叩いている姿は、まるでヒーローのようにかっこいいですよね。
今回は、盆踊りでの太鼓デビューを目指して太鼓のたたき方を練習したい!という人に嬉しい練習動画を集めてみました。太鼓をマスターして、地域の夏のスターになりましょう。
目次
1. 太鼓の基本
まずはじめに、太鼓の初心者の人でもわかる構え方・たたき方を解説します。
太鼓の基本の構え方
和太鼓にも様々な置き方があるのですが、盆踊りで使う太鼓は、向かって手前側が少し高くなるように置かれています。
太鼓の正面に向かって、左足は太鼓の胴に平行になるように、右足は太鼓の面に平行になるように、重心は左足の構えの姿勢をとります。
しっかり踏み込めているかどうかで太鼓の音が変わってきますので、まずはこの姿勢をマスターしましょう。
構えの基本姿勢はこちらの動画をご参照ください↓
こちらはかなり上従者の叩き方なので、まずは立ち方だけ参考にしてみてくださいね。
盆踊りの曲の基本リズム
和太鼓の基本のリズムは「ドン・ドン・ドン・ドン」の4拍子です。盆踊りの曲はほとんどが単調な4拍のリズムの繰り返しですので、そのリズムに色ををつけることが可能です。
基本の叩き方①「どどんがどん」
盆踊りの和太鼓のもっとも基本的な叩き方は、「どどんがどん」の叩き方です。
右手で2拍『どどん』とたたき、左手で1拍『が』、右手で1拍『どん』とたたきます。つまり、4拍子の中でたたくのは3拍目まで4回たたき、最後の1拍は叩きません。これが盆踊りの基本の叩き方で、どんな曲にも応用できます。
最初のうちは、ひたすらこの「ドドンガドン」を叩いて練習してみましょう!
腕が疲れてきてもリズムを崩さずに続けられるかどうかがポイントです。
この「どどんがどん」だけ叩くことができれば、どんなに初心者でも盆踊り中ずっと太鼓を叩いていることも可能です!
基本の叩き方②「カタタッタ」
基本の「どどんがどん」をマスターしたら、「どどんがどん」の4拍の中で叩かなかった4拍目の1拍の間に「カタタッタ」という胴打ちを入れてみましょう。
胴打ちとは、太鼓の表面ではなく縁の部分を叩いて音を出すことです。
このうち方ができると、盆踊りの四拍子の曲は全て叩くことができます。東京の盆踊りでかかる曲の5割以上は四拍子ですので、これさえ叩ければ半分以上の盆踊り曲を叩くことができます。
こちらも決して難しくはありませんが、リズム感がもっとも大切になってきます。
基本の叩き方①+②を下記の動画でもチェックしてみましょう。
2. 応用編!魅せるカッコイイ叩き方
基本のリズムをマスターしたら、次は応用編です。
盆踊りで和太鼓を叩く人は注目のマトですので、観ている人を喜ばせるようなパフォーマーとしても重要な役割を果たせたらカッコイイですよね。
左手は裏打ち
右手のバチを太鼓に向けてそのまま打つのに対して、左手は肘側を向けて打つようなイメージで打ちましょう。
右手と左手の違いがでて、観ていてもサマになる打つ方になります。
下記の動画は、左右の腕の打ち方のお手本になります。
腕を回す
和太鼓のパフォーマンスをできるだけ大きくみせるために、右手や左手を肩から大きく回して叩く方法があります。
和太鼓のパフォーマーは、この大きな動きをうまく利用して演奏しています。
やぐらでカッコ良く叩くために、このパフォーマンスができたらカッコイですよね。ただ、大変高度なため、マスターするためにはプロに習って練習を重ねることをおすすめします!
応用の叩き方のお手本動画はコチラ↓
3. 有名曲を練習しよう!盆踊り定番曲3曲
①炭坑節
盆踊りの定番曲、「炭坑節」のパフォーマンスの動画です。基本のリズムも、こんなパフォーマンスができたら見栄えがまったく違いますよね。
②東京音頭
こちらも東京の盆踊りの定番曲、「東京音頭」のパフォーマンスの動画です。
③きよしのズンドコ節
こちらは和太鼓の上級者向けの曲です。ズンドコ節はリズムの取り方が難しく、かなり叩きがいのある曲です。
この曲を叩けるようになれば、他の曲もほとんど問題なく叩けるようになるでしょう。
4. 最後に
盆踊りび太鼓のたたき方の基本的な構え方・リズムの取り方・たたき方はわかりましたか?いきなり上記の動画のパフォーマーたちのように叩けるようになる必要はありませんので、まずは基本の叩き方をマスターして徐々に難易度をあげていきましょう。
盆踊りでやぐらデビューを目指し、一緒にバチを叩いて練習してみてくださいね。