お盆の里帰りには、手土産とは別にお供え物を用意すると思います。
お供え物とは、葬儀や法事に参列する際に、故人やご先祖さまへ供養と感謝の気持ちを込めて供える品のことです。
お盆のお墓参りや仏壇へお供え物を用意しますが、「なにを差し上げたら失礼ではないのか?」と迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、お盆で持参するお供え物の人気おすすめをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
お供え物として向いているのは?故人の好きだったもの?

仏教には、五供(ごく・ごくう)という考え方があり、お供え物として向いているのは、香(線香など)、花、灯燭(とうしょく/ろうそくなど)、浄水(水・お茶)、飲食(おんじき)などとされています。
お盆のお供え物は、この中から故人の好きだったものを中心に、お菓子や飲み物、お線香など、消えてなくなるものを選ぶと良いでしょう。
食べ物の場合は皆で分け合えて賞味期限が長い個包装の物
食べ物の場合は最終的にはみなでわけあう習慣があるので、消費期限の長い、個包装の物が向いています。
お値段の相場は、大体3,000~5,000円程度、高級すぎるものは気を使わせてしまうこともあるので注意しましょう。

ではこれらを踏まえて、おすすめのお供え物や人気の一品をご紹介していきます。
「お盆で持参するお供え物」人気おすすめはコレ!評価評判が高いお供え物!安いのもあり!

①「とらや*小形羊羹詰め合わせ10本入り」
味は小倉、黒砂糖、抹茶、はちみつ、紅茶の5種類。一口サイズになっているので、お供え物として最適です。
14本・18本入り、最中との詰め合わせなどバラエティも豊富なので、集まる人数や予算によってタイプを選びましょう。見た目以上に値段が安いのでお得感ありますよ。

包装も落ち着いた色なので、上品なお供え物という印象になるでしょう。
②「和菓子悠*干菓子 落雁 偲」
お供え物のお菓子に困ったら、干菓子にしておけば失礼となることはないでしょう。
干菓子「偲」は、ひなそう、黄菊、白山吹、水仙、桔梗、白菊の6種類の花を模した、かわいらしい干菓子の詰め合わせです。
白色がベースの落ち着いた雰囲気なので、お供え物にピッタリです。

原料は国産のみ、保存料もなし、和三盆を使用しているので高級感もあり、喜ばれるでしょう。
③「KIHACHI*焼き菓子ギフト」

KIHACHI定番のマドレーヌ、バームクーヘン、フィナンシェ、パイなど8種類がぎっしり詰まっている一品です。高級感のわりには値段も安めでお得感あります。

ひとつひとつ個包装なので、みなで分けやすく、お供え物としても向いているでしょう。
④「銀座千疋屋*銀座ゼリー」
暑い季節のお盆には、このような見ためも涼やかなゼリーもおすすめです。
グレープフルーツ、さくらんぼ、キウイ、ラ・フランス、ブルーベリーの5種類で、6個・9個・16個入りがあり、集まる人数に合わせて購入できます。

つるんと飲み込める優しいゼリーは、小さいお子様からお年寄りまで、安心していただけるでしょう。
⑤「宇野千代のお線香*特撰淡墨の桜(うすずみのさくら)、桐箱5把(わ)入」
今にも朽ち果てようとしていたその桜を愛し、見事に蘇生させたのは作家・宇野千代さんでした。この桜の奥深く上品な姿になぞらえたこのお線香は、もちろん優しい桜の香り、お供え物の贈答品としてとても喜ばれる一品です。

10把セットもありますが、5把ならばコンパクトでお手頃なお値段、桐箱に入っているので、気を使わせない高級な贈り物という印象になるでしょう。
⑥「みどりの時間*新紫苑&線香セット」

お供え物では、もちろんお花が喜ばれます。生花も良いですが、こちらのブリザーブドフラワーは非常に日持ちが良く、水替えなどの手間をかけさせないのが嬉しいポイント。
美しい紫とかわいらしい丸のデザインは、お盆が明けて親族が帰った後でも、お仏壇の周りを明るく飾ってくれるでしょう。
⑦「小池ろうそく店*花丸ろうそく3個入り」
棒状のものが一般的ですが、こちらはかわいらしい手毬のような、丸型のろうそくです。
ロウは100%植物性、球面にはひとつひとつ手描きで、あやめ、ゆり、椿の絵が施してあります。2020年には、「全国推奨観光土産品審査会」で国土交通大臣賞を受賞した一品です。

精巧な和菓子のような上品さも持っているので、女性に喜ばれるでしょう。
⑧「カメヤマローソク 好物キャンドルシリーズ」

気さくな間柄のお盆の集まりであれば、一風変わった好物キャンドルはいかがでしょうか。
ワンカップやあずきバーなどまで豊富にそろっているので、故人の好きだったものをピンポイントで選び、懐かしい思い出を語り合うことができるでしょう。値段も安めにておすすめ。

ひとつ700円前後なので、お線香やお菓子と合わせて購入するのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?近年では、お供え物として使える商品はバラエティ豊富だということが、おわかりいただけたと思います。
お供え物は、マナーを踏まえながら、集まる親族の人数や年齢、先方との関係性、故人を偲べるものなどを基準に選ぶと良いでしょう。
慣れていないと迷ってしまうかもしれませんが、あれこれ想いを巡らして一生懸命選んだ一品は、きっと、故人や受け取るご家族に喜んでいただけるでしょう。
今年のお盆は、ぜひ、あなたの優しい気持ちを、伝えてさしあげてください。