2017年の春分の日はいつ?春分の意味・暦・お彼岸などの行事も

半年に一回、昼と夜の長さが全く同じになる日の「春分(しゅんぶん)」。秋分とセットで覚えている方も多いのではないでしょうか。でも、いつごろかはわかっていても毎年日付が違って今年はいつだかわからない!そもそもなぜ日付が変わるの?と素朴な疑問が生まれますよね。お彼岸やお墓参りとも密接に関わるイベントなので、2017年の春分がいつかもおさえておきたいところです。

そして、春分はただ昼と夜の長さが同じになる日を意味するためだけに作られた言葉ではないんです!向こう数年の春分の日と、春分の意味、春分の日にまつわる行事、暦の考え方などもわかりやすく解説していきたいと思います。

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2017年の春分の日

2017年の春分の日は3月20日です。

春分の日は毎年3月21日頃ですが、太陽の位置で計算されるため、その年によって日にちが変わることがあります。春分は、太陽の位置関係によって1年を24の期間に分けて15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しているのです。

では、春分があらわす季節の意味や旧暦の数え方について、以下に説明していきます。

春分の意味

春分とは?

春分とは、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる旧暦の名称の一つで、毎年3月21日頃のことを意味します。

この日から昼が長くなる起点の日で、春分を境に昼が1日およそ2分ずつ長くなり、夜は短くなっていきます。気温も上昇し、春〜夏へとむかっていくのです。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、この日を境に寒さの峠を越し、過ごしやすい気候となっていきます。

暦便覧
江戸時代にこよみを記した【暦便覧】によると、春分は
「日天の中(ちゅう)を行て昼夜等分(ひるよるとうぶん)の時なり」
とされており、昼と夜が同じ長さであると説明されています。

二十四節気とは?

二十四節気とは、地球から見たときに太陽が1年かけて移動する通り道を基準として、1年を24等分し約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しています。

1年全体を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つの期間に分けて、1ヶ月の前半を【節(せつ)】、後半を【中(ちゅう)】とよび、それぞれの区切りとなる日に季節を表すのにふさわしい名称がつけられています。

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春分の関連語

春分の日

「春分の日」は、自然をたたえ、生物をいつくしむ日として選定された日本の祝日です。昔の人はこの日を「自然に感謝し春を祝福する日」としていたため、そのような意味をもつ祝日となりました。

天文学に基いて制定されるので、年によって日付が変わります。毎年2月1日に、翌年の祝日が国立天文台歴計算室より告示され決定します。

春分点

春分点(しゅんぶんてん)とは、天球上で黄道と赤道が交わる2つの交点のうち、太陽が赤道の南から北へ向かって横切る点のことを意味しています。

春分の七十二候

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに5日ずつ初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)の3つに分けた期間のことです。古代中国発祥の季節を表す方式のひとつで、各七十二候の名称は、気候の動きや動植物の変化を知らせる短文になっています。

初候 雀始巣(すずめはじめてすくう) 雀が巣を構え始める
次候 桜始開(さくらはじめてひらく) 桜の花が咲き始める
末候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす) 遠くで雷の音がし始める
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春分に関連する習慣・行事・もの等

春分に関連する季節のイベントなどは以下のようなものがあります。

春のお彼岸

お彼岸とは、春分・秋分の日を基準として前後3日を合わせた7日間の期間のことをいいます。春分の日は春のお彼岸の中日(ちゅうにち)にあたります。

お墓参り

お彼岸はご先祖や自然に感謝をささげる日本独自の仏教行事の期間です。お彼岸にはお寺の法要やお墓参りに行き、亡き人へ思いをはせて感謝する習慣があります。

お供え物の「ぼたもち」「おはぎ」

春のお彼岸には、ご先祖様の仏壇に「ぼたもち」をお供えする風習があります。ぼたもちとはおはぎと全く同じもののことを見していますが、春はぼたもち、秋はおはぎと呼び方が変わります。ぼたもちとは「牡丹」の花からとった名前で、おはぎは「萩」の花からとっており、どちらも季節にちなんで名称が変わります。

春分の地球と太陽の位置

太陽黄道(こうどう)とは

黄道とは、地球から見たときに1年かけて太陽が移動する天球(※)上の見かけ上の通り道のことを意味しています。地球を中心に考えた時、1年かけて太陽が地球のまわりをぐるりと一周するときの円を想像してみるとわかりやすいでしょう。黄道は、地球が太陽の周りを一周する公転の描く円と全く同じです。

黄道を360度に分けたものを黄径(こうけい)といい、二十四節気の地球と太陽の位置関係は上記の図のように分けることができます。春分を黄径0度として、15度おきに24の節気が定められています。

0度である春分点を出てから再び春分点に戻るまでの地球からみた太陽の位置と覚えておくとわかりやすいでしょう。

用語解説
※天球(てんきゅう):観測者を中心として、半径が無限に存在する仮想球体のこと。地球から見た空(宇宙)全体のことを意味します。
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