「大安」意味由来は?2023年はいつ?縁起のいい時間は?過ごし方・向いてる事は?

「大安」
大安」はいつなの?意味由来は?縁起良い時間や悪い時間、過ごし方などについて疑問になる人も多いと思います。

結婚式などのあいさつで、「え~、本日はお日柄(おひがら)も良く、お2人にとって素晴らしい門出の日となりました…。」なんてセリフを聞いたことがありませんか?

窓の外を見たら雨が降っているのに、「なぜ、お日柄も良く?」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。実は、この「お日柄」という言葉は、お天気のことを言っているわけではありません。暦の縁起の良い日のことを指している、つまり「大安吉日のこの良き日に。」と言った意味になるのです。

大安という言葉は多くの方がご存じだと思いますが、これは暦上の占い「六曜(ろくよう)」の中のひとつです。大安は「縁起の良い日」として知られていますが、具体的にどういう意味で良いのかまで理解している人は少ないかもしれませんね。

大和
大和

今回は、人生の一大イベントにかかせない六曜の吉日、「大安」についてご紹介したいと思います!

ちなみに「大安」同様に六曜で有名な「友引」については別記事で紹介しているのでよかったら合わせてご覧ください。

「大安」の意味由来は?読み方も紹介!

意味・由来

「大安」は、ご存じの通り「たいあん」と読みます。

大安は、暦上の占い「六曜(ろくよう)」のひとつで、縁起の良い吉日とされています。

結婚式などに選ばれることや名前の雰囲気から、大吉の日と思われがちですが、本来は「大いに安し」という言葉から来ており、「一日中悪いことのない安泰な日」というくらいの意味になります。

そもそも六曜は、古く中国の一日の時間を区切って吉凶をわける占いに由来しています。

大安は時間を問わず吉、やってはいけないことのない安らかな日、という意味なのです。

大和
大和

六曜の中では一番縁起の良い日と言われていますよ。

「大安」はいつ?2023年の日程は?

いつなのか?調べている人

六曜は、一日の時間の区切りで吉凶を分けた占いです。

そのパターンは6種類あり、「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」という順番で毎日くり返しています。「5月1日は大安から、10月1日は仏滅から。」というように、毎月1日の六曜が決まっているため、このサイクルは月ごとにリセットされます。

ここで言う月とは旧暦の月になるので、現代のカレンダーでは少し中途半端な時期に、同じ六曜が続くなどのずれ込みが見られることがあります。

大和
大和

ちなみに大安から始まるのは、5月と11月ですよ。

2023年の大安の日程

2023年の大安の日程です。
  • 1月…3、9、15、21、26日
  • 2月…1、7、13、19、23日
  • 3月…1、7、13、19、25、31日
  • 4月…6、12、18、22、28日
  • 5月…4、10、16、21、27日
  • 6月…2、8、14、18、24、30日
  • 7月…6、12、23、29日
  • 8月…4、10、20、26日
  • 9月…1、7、13、18、24、30日
  • 10月…6、12、17、23、29日
  • 11月…4、10、14、20、26日
  • 12月…2、8、13、19、25、31日

以上となります。

大和
大和

基本的には6日に一度めぐってくるので、いろいろな予定を立てやすいですよね。

「大安」の縁起のいい時間は?悪い時間は?何時から何時まで?

六曜は、一日を時間で区切って、その時間帯が吉か凶かを示す占いです。

陽が昇ってから陽が沈むまでを3つ、陽が沈んでから陽が昇るまでを3つの合計6つに時間帯を分けて、「午前は吉、午後は凶」などと分けます。

ですが、大安に関しては時間を問わず一日中が吉運と言われています。

そのため、結婚式などの一日がかりのイベントなどをするのにとても最適と言われ、多くのカップルが大安吉日の挙式を希望しているのです。

大和
大和

結婚式場の予約は大安に集中し、お値段が少し高くなってしまうこともあるようですよ。

午前は吉運でも午後は凶運になる「先勝」などは時間を気にしなければいけないのに対して「大安」は一日中が吉運なので時間を気にしなくてもよい大きなメリットがありますね!

ちなみに「先勝」については別記事で紹介していますのでよかったら合わせてご覧ください。

「大安」の過ごし方や向いている事は?結婚式・入籍・財布購入・宝くじ購入は?葬式や通夜は?

大安の日は、「一日中大いに安らかな日」であるため、基本的にやってはいけないことはありません。

人生の一大イベントと思えるものは、安心して大安の日に計画しましょう。

結婚式・入籍・お祝い事・七五三・お宮参り

結婚式や入籍、お祝いごと、七五三やお宮参りなどにも最適です。多くの人がこのような記念日になる日やお祝い事などは大安を意識しますよね。

大和
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ただし、結婚式は大安に集中するため、少し混雑することとお値段がかかることを覚えておきましょう。

開業・転職・納車・引っ越し

新しいことをスタートするのにも向いているので、開業、転職、納車、引っ越しなどをあてるのもおすすめ。

大和
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引っ越しもまた大安に集中する為に値段が高くなりがちです。

宝くじの購入やお財布の買いかえ

吉日に向いている宝くじの購入やお財布の買いかえなどももちろんOKです。

また、宝くじ購入やお財布買い替えなどは大安にプラスして「一粒万倍日」の日が重なると効果は倍増するようです。

「一粒万倍日」については別記事で紹介してますのでよかったら合わせてご覧ください

お葬式やお通夜

六曜は宗教と関係がないため、大安のお葬式やお通夜は、基本的には行っても問題はありません。

ですが、世代によっては「大安の日にお葬式なんて不謹慎だ。」と感じて、避ける方もいるようなので、覚えておきましょう。

ちなみに六曜の1つである「友引」は完全にお葬式は歓迎されない日ですので覚えておきましょう。「友引」については別記事で紹介していますのでよかったら合わせてご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?多くの方になじみのある六曜・大安ですが、単に縁起が良い日というわけではなく、「一日中悪いことが起きないので、何をするにも最適な安らかな日」という印象でしたね。

現代の人はあまり暦を気にしないとは言いますが、ある調査では「六曜を気にして結婚式を決めた。」というカップルは、全体の半数以上だったと言います。その内、3割が大安を選んでおり、大安という六曜の安心感はダントツであることがわかります。

やはりイベントが大きくなればなるほど、目に見えない運気に後押しをしてほしいと思ってしまうのでしょうね。もちろん仏滅のイベントが悪いわけではなく、メリットもたくさんあると思いますので、自分や参加者の方、みんなが納得できる日程を選ぶと良いでしょう。

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