盆踊りは、夏の地域の一大イベントの一つです。
参加するときは、せっかくなら浴衣で参加して踊りも雰囲気も楽しみたいですよね。
では、盆踊りで浴衣を着ていく場合、どのようなポイントに気をつけて着付けや準備を行うべきなのでしょうか。
今回は、盆踊りに行くときの子供・男性・女性それぞれの浴衣の着付けのポイントと、着付けサービスを行っているお店の情報をまとめておおくりします。
目次
1. 浴衣の着付けの基本
盆踊りに行くときの着付けのポイントをそれぞれご紹介します。
1. 子供の浴衣
盆踊りに行くときの子供の帯には、兵児帯がおすすめです。結びやすく、しっかり結べるためたくさん動き回ってもずり落ちてきにくいのが嬉しいポイントです。
<兵児帯の結び方>
また、小さな子供の浴衣の裾はいつもより少し丈を短め着付けてあげましょう。
丈が長いとはしゃいで動き回ったときにひっかかって転んでしまう可能性がありますし、短いほうが動きやすいので盆踊りにはぴったりです。
2. 女性の浴衣
女性は明るめの色の浴衣がおすすめです。
現在はさまざまなカラフルな色の浴衣がありますが、昔は浴衣といえば紺地か白地のものが主流でした。踊り子さんが白い浴衣を着ているのを見た経験もあるかとおもいます。
盆踊りは夜ですし、暗い色だとあまり目立たずせっかくの浴衣があまり映えませんので、白など明るい色がある場合は積極的に着ていきましょう。
足袋は履いてもはかなくてもOKですが、踊り用の浴衣ではなく普通の浴衣なら履かなくてOKです。
本来は足袋を履くのが正式であり、阿波踊りなどに代表される女性の踊り子さんは足袋をはいています。しかし、近所の盆踊りに自分の持っている浴衣で出かける分には、はかなくても良いでしょう。
帯の結び方は文庫結びか、少し工夫したい場合・大人っぽくしたい場合はリボン返しがいいでしょう。
<文庫結びの結び方>
<リボン返しの結び方>
3. 男性の浴衣
盆踊りでは、男性もぜひ浴衣にチャレンジしてみましょう。
甚平でもいいのでは?という意見もありますが、甚平は寝間着として広まった服装なので、あまり外に出る格好としてはふさわしくありません。
せっかくのお出かけには、ぜひ浴衣をチョイスしてくださいね。
男性の帯は、基本である貝の口の結び方を動画でご紹介します。
<貝の口の結び方>
4. 荷物とアイテム
荷物をまとめるために巾着などの小物の用意も忘れずに。
浴衣に普通のバッグだと、バランスも悪くかなりがっかりなポイントになってしまいます。荷物が入るような大きめの巾着バッグを浴衣と一緒に購入しておきましょう。
また、盆踊りにはうちわや扇子を持っていきましょう。ずっと踊っていると汗ばんできますので、途中であおぐのに便利です♪
2. 浴衣の着付けサービスおすすめ店
浴衣の着付けは、美容室などで予約をすることができます。美容室以外でも、着付けやヘアメイクを専門に行っているお店を予約するのも一つ方法です。
盆踊りや花火大会のときに使える浴衣の着付けサービスのお店には、下記のようなお店があります。
1. 花ごよみ六本木(東京)
>>公式HP
六本木・銀座い・新宿に店舗があり、嬉しい年中無休。24時間インターネットから予約ができて便利です。
自分の浴衣を持ち込む以外に、一式レンタルすることも可能です。
2. ピュアネット表参道(東京)
>>公式インスタ
表参道と大宮に店舗がある、着付けの専門店です。こちらはレンタルは行っておらず、持ち込み専門のお店になります。
花火大会やお祭りの開催日にあわせて安く着付けの申し込みを受け付けており、お祭りが開催されない日は別料金となります。
3. ギャラリーアンジュ(全国)
>>公式HP
全国に提携店舗を構える、ヘアセットと着付けの専門サービスを行っているお店です。
着付けだけでなくヘアセットも一緒に申し込むとお得です。女性には嬉しいサービスですね。
3. まとめ
盆踊りの浴衣で気を付けたい、足袋・帯・小物などのポイントはわかりましたか?
盆踊りに着ていくのは浴衣が絶対オススメ。浴衣の着付けも自分で不安なら、安く手軽にお店で着付けてもらえます。
せっかくの年に一度の行事ですので、浴衣でばっちりキメて楽しんでくださいね!