年中行事

お盆とお彼岸の違いはなに?お墓参りに行くべき日にちはこれ!

お盆とお彼岸の意味の違いを知っていますか?どちらもお墓参りにいく行事・・ということはなんとなく認識しているけれど、両者の違いがよくわからず混乱してしまうこともあるかと思います。

そして、お墓参りにいく計画を立てる際はそれぞれ期間をしっかり認識して、適切な日にちゃんと行くようにしたいですよね。

今回は、お墓参りの際などに実際に役立つお盆とお彼岸の違いを解説していきます。

お盆とお彼岸の違い

お盆とお彼岸の違いは、一言で言えば「先祖の魂が動く日か、私たちが動く日か」というところであると考えると判りやすいです。

お盆とお彼岸の共通点は、お盆とお彼岸は先祖を供養するという考え方です。これを「先祖供養」といい、どちらも先祖に感謝して亡くなった先祖の魂を供養をするという目的の期間であることが共通点になります。

お盆は、年に一度、先祖の魂が一定期間この世に帰ってくると考えられています。

それに対して、お彼岸は、昼と夜が同じ長さになる年に二回の期間中、あの世とこの世の距離が最も近づくため、こちらからお墓に出向いてご先祖様に感謝の気持ちを捧げて供養をするというものです。

そのため、お盆は先祖が帰ってくるにあたって私たちは魂を迎え入れてあの世へまた送り出すなどの準備や儀式を行います。それに対して、お彼岸は私たちがお墓に出向き、ご先祖様へ普段からの感謝の気持ちを捧げるのです。

お盆の意味と由来

お盆とは、正式には名前を「盂蘭盆(うらぼん)」「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、古来推古天皇の時代からはじまっています。

仏教では、苦しんでいる先祖を供養させるため、お釈迦様の教えのとおり、お布施や供養を周囲のひとに施した結果、供養することができたというエピソードを元にはじまったといわれています。それが旧暦の7月15日だったために、現在の8月15日がお盆とされ、先祖供養の日となりました。

送り火や迎え火などお盆独自の行事は仏教ではなく神道が由来になっており、お盆は仏教の考え方と日本古来の「先祖崇拝」の考え方が融合したため様々な行事が行われます。

お彼岸の意味と由来

「彼岸」とは、とは仏教用語で「向こう側」を意味し、極楽浄土(あの世)を表している言葉です。反対に、この世のことを「此岸しがん)」と呼びます。

お彼岸の期間は、迷いや煩悩の多い「この世」から、迷いや苦しみから解放される「あの世」へ行くための修行をする期間とされたことが由来となっています。

お盆とお彼岸の期間

お盆とお彼岸の具体的な日にちはいつなのか見ていきましょう。

お盆とお彼岸の日にちの定義

お盆の期間は、8月15日前後の4日間(8月13日から8月16日)です。旧暦の7月15日前後をお盆の期間としています。

8月13日を「盆の入り」8月16日(もしくは8月15日)を「盆の明け」などと呼びます。お墓参りは盆の入りごろに行くのが最も適しています。

お彼岸は、春と秋の年に2回の春分の日・秋分の日前後の2つの期間があります。

春のお彼岸は、春分の日を中日として前後3日間の7日間を春のお彼岸の期間
秋のお彼岸は、秋分の日を中日として前後3日間の7日間を秋のお彼岸の期間

となります。

期間中はそれぞれ初日を「彼岸の入り」、春分の日・秋分の日を「お中日」、最終日を「彼岸のあけ」と呼びます。お墓参りは中日に行くのが適しています。

2017年のお盆の期間は?

地域によっては7月15日や8月20日頃をお盆とする地域もありますので確認が必要ですが、一般的にはお盆の期間は上記の4日間を意味しています。これは2017年に限らず、毎年日付は同じです

2017年のお彼岸の期間は?

2017年は春分の日が3月20日、秋分の日が9月23日ですので、

  • 春のお彼岸:3月17日(金)〜3月23日(木)
  • 秋のお彼岸:9月20日(水)〜9月26日(火)

となります。

春分の日と秋分の日は、地球と太陽の位置間関係において毎年昼と夜の時間お長さが同じになる日が設定されますので、毎年日にちが変わってきます。

お盆とお彼岸の違い比較表

お盆とお彼岸の意味と期間の違いを理解したところで、行事やお供えものなどの差を簡単に表で見てみましょう。

お盆 お彼岸
行事 法要
お墓参り
お墓掃除
仏壇飾り
各種儀式
・送り火
・迎え火
・灯籠流し
お墓参り
お墓掃除
お供え物 お膳
フルーツ
そうめん
お団子
お花
おはぎ
ぼたもち
お花

お盆には行事が多いのが一目瞭然ですね。その理由は、お盆は「初盆(はつぼん)」などでは正式な法事のひとつとしてお坊さんにお経をあげてもらうなどの儀式を行うためです。先祖の霊をお迎えするため、仏教と神道の実際の行事や風習が歴史が融合しており、様々な行事を行います。

それに対して、お彼岸はどちらかというと儀式や行事よりもお墓参りをするなどして先祖に気持ちを伝えることがメインとなります。お供えものはおはぎやぼたもちを供える習慣があります。

まとめ

お盆は年に1回先祖の魂が帰ってくるためその準備や供養を行う期間、お彼岸は先祖との距離が近くなるため、こちらから先祖に近づけるよう供養を行う行事のことです。

それぞれのお墓参りに行くべき日をチェックして、先祖に感謝の気持ちを捧げるようにしましょう。