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選日の一覧は?それぞれの選日の読み方と意味由来を紹介!【選日一覧】

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歴注のどれにも属さないものを「選日(せんじつ)」と呼びます。

「今月のおうし座の運勢は…?」誰でも一度は、雑誌などで占いのページを見て、一喜一憂したことがあると思います。

「しょせん占い」という考え方はわかるのですが、なにか大きなイベントを控えていると、ついつい気にしてしまうものですよね。

星占いは西洋の占星術ですが、実は日本の暦にも、「歴注」という毎日の吉凶や縁起を予想する占いのようなものがあります。六曜や七曜、九星などが有名ですが、そのいずれにも属さないものが「選日(せんじつ)」です。

大和
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「選日」には「一粒万倍日」など、現代のわたしたちにもなじみのある日も多いです。今回は、その「選日」に少し詳しくなって、毎日を運に後押ししてもらいましょう!

「歴注」に属さないものが「選日」?「歴注」一覧は?

「歴注」に属さないものが「選日」になります。

「歴注」

以下、「歴注」になります。

  • 六曜(ろくよう)…時間帯によって吉凶を分ける。大安、先勝など。
  • 七曜(しちよう)…日・月・火・水・木・金・土の天体を、一週間に当てた占い。
  • 十二直(じゅうにちょく)…「建(たつ)・満(みつ)」などの12個の要素で毎日を占う。
  • 二十八宿(にじゅうはっしゅく)…28個の恒星の位置によって占う。
  • 九星(きゅうせい)…気のエネルギーで9種に分けた星で占う。一白など。
  • 歴注下段…暦の下の方に書かれている占い。天赦日など。

これらが代表的なものになります。

大和
大和

このうちどれにも属さないものが「選日(せんじつ)」になります。

選日の一覧のそれぞれの読み方と簡単な意味由来は?

意味由来・語源

「選日」は、古くからある暦の占いで、毎日の干支などから割り出されます。

現代でも、種類によっては気にしている個人や企業も多いでしょう。

大和
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では、どんな「選日」があるのか、見てみましょう。「選日」の読み方と意味由来の一覧です。

一粒万倍日の読み方と意味由来

一粒万倍日は「いちりゅうまんばいび」と読みます。

一粒の籾が万倍にも実るという意味から、この日に行動を起こすと万倍もの大きな収穫として返ると言われている日。

結婚式や開業、独立、種まき、宝くじの購入などに最適な日。反対に借金や恨みを買うなどの行動は厳禁。

二十四節気」できまり、月に4∼6回やってきます。

不成就日の読み方と意味由来

不成就日は「ふじょうじゅび」と読みます。

すべてにおいて成就しない、うまくいかないと言われている凶日です。

結婚、開業、引っ越し、契約、納車、地鎮祭、大きなお買物など、ほとんどのことを控えた方が良い日です。

大和
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8日に一度めぐってきます。

三隣亡の読み方と意味由来

三隣亡は「さんりんぼう」と読みます。

この日に建築関係のことをすると、火事が起き、となり3軒まで災いをもたらすと言われる日です。地鎮祭や棟上げ、引っ越しなども不向きな凶日です。

大和
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毎日に割り振られた干支で決まり、月に2∼4日あります。

八専の読み方と意味由来

八専は「はっせん」と読みます。

毎日に振り分けられた12個の干支と、十干(10個の要素)の性質(火・水など)が同じで、その性質が偏ってしまうという凶日が、12日の内8日もある期間のこと。

結婚や開業、建設関係などが不向き。この時期は神様がいなくなるので、参拝も意味がないと言われています。

大和
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2ヵ月に一度程度やってきます。

犯土の読み方と意味由来

犯土は「つち」または「ぼんど」と読みます。

「大犯土(おおつち)」と「小犯土(つち)」の時期に分かれます。

この日には土の神さま土公神(どくじん)が土の中にいるため、土を掘り起こす作業や種まき、地鎮祭などは縁起が悪いとされています。

大和
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「大犯土」「小犯土」は影響のない「間日」をはさんでそれぞれ7日間、あわせて15日間が60日ごとにめぐってきます。

天一天上の読み方と意味由来

天一天上は「てんいちてんじょう」と読みます。

方位につかさどる神様、天一神(てんいつじん)が天に昇って姿を消す16日間と言われています。

天一神のいる方向へ移動をすると祟られると言われていたため、この時期はどの方角へも移動できる期間となります。

旅行、引っ越し、お出かけなどには最適。反対に、天一天上の期間は日遊神が家に宿ると言われています。そのため掃除をしておかないと、こちらも祟られてしまうので、注意。

大和
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60日に一回めぐってきます。

十方暮の読み方と意味由来

十方暮は「じっぽうぐれ」と読みます。

十方(東西南北8方向と天と地)すべてが暮れてしまうという意味で、全てに見通しの立たない、何にも向かない凶日と言われています。

特に婚姻や相談事、引っ越し、旅行なども不向きです。

大和
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干支によって期間は10日間、60日に一度めぐってきます。

三伏の読み方と意味由来

三伏は「さんぷく」と読みます。

「初伏」「中伏」「末伏」の3つを合わせた呼び名で、夏の一番暑い時期のことを指します。

婚姻や旅行、種まきなどには不向き、暑さを凌ぎながらおとなしく伏して室内で過ごすのに向いている日です。

大和
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夏至から3番めの庚(かのえ)の日から立秋あとの庚の日まで、だいたい1ヵ月間のことを言います。

蠟日の読み方と意味由来

蠟日は「ろうじつ」と読みます。

中国の年末のお祭りに由来する選日です。年の終わり、小寒、大寒あたりの旧暦の大晦日や12月などを意味します。

結婚や神事は不向きと言われていますが、蠟日の日程や吉凶の意味は諸説あり、はっきりしていないため、記載されていない暦も多い選日の1つです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?少し「選日」にくわしくなりましたか?

「この日は成果が大きくなって返って来るよ。」と言われれば、やる気がでます。反対に「この期間は縁起が悪いよ。」と言われれば、なんだかうまくいかないように思ってしまうものです。

ですが「選日」を見てみると、凶日の期間は思った以上に多いことがわかります。全部の暦を気にしていたら、全然前に進めませんよね。

人間は古くから、暦や占いを信じてしまうものです。ですが、暦には科学的根拠があるわけではないので、あまり振り回されすぎずに大きなイベントの時の目安と思うくらいでいるのが良いでしょう。

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