2017年の小暑はいつ?小暑の意味・暦の考え方も解説【図解付】

旧暦の「小暑(しょうしょ)」という言葉は「立春」「春分」「夏至」などと同じ暦(こよみ)の名称です。しかし、「小暑」は読み方も少し難しく、日常生活ではほとんど聞かない馴染みの少ない言葉だと思います。小暑とは一体いつのことで、どんな意味をあらわす言葉なのでしょうか?暦の考え方などもあわせて、わかりやすく解説していきます!

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小暑とはいつのこと?

2017年の小暑の日付

2017年の小暑は7月7日(金)です。

小暑は旧暦で毎年7月7日頃です。ただし、太陽の位置で毎年計算されて日時が決まるため、年によっては6日になることもあります

2017年以降の小暑の日付

2024年までの小暑は、以下のように日付が決まっています。

西暦 小暑
2017年 7月7日
2018年 7月7日
2019年 7月7日
2020年 7月7日
2021年 7月7日
2022年 7月7日
2023年 7月7日
2024年 7月6日

こうしてみると、気になるのが日付の微妙なズレだと思います。2024年までだと、2024年だけなぜか6日になっていますね。なぜ年によって日付がずれることがあるのでしょうか・・??

日付は太陽と地球の位置で決まる

日付がずれてしまう理由は、太陽と地球の位置を固定して日時をあわせて決めているからです。

1年に1回、地球と太陽が決まった位置関係になったタイミングのことを小暑と名付けているので、「7月7日は小暑の日」というように誕生日のように日付で決めているわけではありません。日付そのものが決まっている「節句」等とは全く考え方が違うのです。

ですので、もちろん【小暑=7月7日=七夕】でもありません。小暑は「旧暦の季節の名称」で、七夕は「節句」の名称であり、それがたまたま同じ日というだけです。日本のカレンダーって同じ日にいろんな行事が詰まっていて本当にややこしいですね。。

では、どのような位置関係がきまっているのでしょうか。下記の図をご覧ください。

これは太陽の周りを1年間かけて地球が1週回る様子を示している絵です。決まった角度の場所ごとに名前がついています。
小暑はいつなのかというと、春分を基準にして105度の位置にきたときの日時となります。

「でも、1年に1週ぴったりならずれないはずなんじゃ・・?!」と疑問に思うかと思いますが・・・そこで思い出してほしいのが「うるう年」。

1年という「時間」は、実は365日よりも6時間ほど多くあります。そのため、太陽を一周し元の位置に戻ってきたとき、カレンダーより6時間ほど遅れて戻ってきてしまうんです。これによって毎年小暑の時間や日付が変わり、うるう年で調整されてまたずれる、ということを繰り返しています。

年によって日付がずれていくのは、上記のような理由からです。そのため、2024年以降も小暑が7月6日になる年は定期的にあるのです。

小暑の意味と暦の考え方

小暑っていつ?という疑問が解決したら、次の疑問が「春分や秋分は聞いたことがあるけれど、小暑とか聞いたことのない名前たちって一体なんなんなの?」ということかと思います。それらにもひとつひとつ意味があるのです。

小暑とは季節をあらわす旧暦の名称

小暑とは、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる暦の季節の名称のひとつです。毎年7月7日頃のことを旧暦で小暑と呼びます。

二十四節気とは?

二十四節気とは、地球から見たときに太陽が1年かけて移動する通り道を基準として、1年を24等分し約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しています。先ほどの太陽の図をもう一度見てみましょう。

春分を起点に24等分された地球と太陽の位置関係の名前は、位置関係と同時に季節を表していたのです。これが二十四節気とよばれる旧暦の正体です。

24等分して1ヶ月の前半を【節(せつ)】、後半を【中(ちゅう)】とよび、それぞれの区切りとなる日に季節を表す名前がつけられています。上記の太陽の図を四季ごとにならべたのが下記の一覧表です。

二十四節気の小暑の期間

二十四節気では、特定の一日だけでなく【期間】としての意味もあります。2017年の小暑の期間(=六月節)は7月7日から大暑の前日の7月23日までの15日間になります。小暑の前は「夏至(げし)」、夏至があけて小暑をすぎると7月23日からは「大暑(たいしょ)」の季節がはじまります。
小暑は、1年でもっとも昼間が長い夏至の一つ後の季節となります。

小暑の季節と由来

小暑とは、本格的な夏が始まる合図のような意味が込められています。

この時期に徐々に梅雨が明けはじめ、本格的に日差しも強く気温も高くなって本格的な夏へとさしかかります。夏の太陽に照りつけられ、じりじりと暑くなっていく季節です。蓮の花がひらき、蝉も鳴き始めます。

小暑の日から「暑気」がはじまるとされており、小暑から立秋に前日までの期間が「暑中」となります。「暑中見舞い」をおくるのもこの期間です。正確な時期で暑中見舞いを送りたければ、毎年小暑の日付をチェックすると良いでしょう。

いよいよ夏の幕開けの小暑は、なんだかわくわくする時期ですね。

暦便覧原文
江戸時代にこよみを記した書物【暦便覧(れきびんらん)】によると、小暑は
「大暑(たいしょ)来れる前なればなり
と記されており、本格的な暑さがくる前の季節であると説明しています。

「小暑の候」の意味と時期は?手紙やビジネスで注意

「小暑の候」とは、手紙やビジネスの送り状などに書く時候の挨拶で使う言葉です。その意味と期間などを見てみましょう。

「小暑の候」の意味

「いよいよ本格的な夏がはじまりましたが」というニュアンスの意味を込めた夏の時候の挨拶です。

いつからいつまで?

小暑は2017年の場合、7月7日から7月22日まで(大暑の前日まで)を意味していますので、暑中見舞いやビジネス文書、お中元等の時候の挨拶で「小暑の候」を使えるのは、その期間中になります。

使うときは時期に注意

「小暑の候」は、暑中見舞いの期間のうちの前半しか使うことができません

  • 小暑の期間:7月7日〜7月22日(2017年)
  • 暑中見舞い:7月7日〜8月6日(2017年)

小暑の時期は暑中見舞いの時期より早く終わってしまい、それ以降は「大暑」の期間になるためです。大暑以降は「大暑の候」に変えなければなりません。

暑中見舞いに使うならば、送る時期をよく確認してから使うようにしましょう。

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小暑の七十二候(しちじゅうにこう)

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに3つに分けた期間のことです。

15日を5日ずつの期間に分けて、それぞれ「初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)」と呼びます。

古代中国発祥の季節を表す方式のひとつで、各七十二候の名称は、気候の動きや動植物の変化をさらに具体的に知らせるような短文になっています。

小暑の七十二候は以下のように記されています。

初候 温風至(あつかぜいたる) 暖い風が吹いて来る
次候 蓮始開(はすはじめてひらく) 蓮の花が開き始める
末候 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす) 鷹の幼鳥(ようちょう)が飛ぶことを覚える

夏の始まりに、まず暖かい風が吹いてきて、蓮の花が咲き始める時期としています。鷹の幼鳥が飛ぶのを小暑のうちの5日間に当てはめるなんて、昔の人は自然や動物たちのことをとてもよくわかっているんですね。

まとめ

小暑について、意味や期間などは理解できたでしょうか。理解するのにここまで様々な周辺知識を必要とするのも、日本の歴史ならではですね。旧暦と新暦は本当にややこしいものです。

日常生活で使うことはまずないですし覚えていなくも困る場面は滅多にないとは思いますが、暑中見舞いの挨拶などのときは少しこの記事を思い出して、お役立てていただければ嬉しいです。

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