日ごろは「占いなんて信じないよ。」という考えの方でも、結婚式や開業、転職などの、人生の一大イベントともなると、縁起が良い日を選んで、不安をゼロにして臨みたいと思うものです。
暦には、縁起の良い日、悪い日がたくさん載っていますが、せっかくの良い日も、縁起の悪い日と重なると効力をなくしてしまうので、慎重に選んでください。
今回は、暦の下の方にある占い「歴注下段(れきちゅうげだん)」の中から、「滅門日」をご紹介します。

この日は覚えておきたいとても不吉な日なので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
「滅門日(めつもんにち)」の意味由来は?

歴注下段の中でも最も縁起の悪い凶日と言われ、「大禍日」、「狼藉日」と並んで、「三箇の悪日(さんがのあくにち)」と呼ばれています。
これは、陰陽道に由来する暦で、この日に行動を起こすと百事に凶、その一門が全て滅亡すると言われる、少しおそろしい暦です。

三箇の悪日の中では、大禍日が一番凶運と言われていますが、自分だけでなく一門すべてに影響してしまうことを思うと、慎重になりたい暦のひとつですよね。
ちなみに大禍日については別記事でも紹介しているのでよかったら合わせてご覧ください。
「滅門日(めつもんにち)」はいつ?2026年は?

暦では、年月日に十二支が割り振られています。
生まれた年の干支ごとに「忌月(きづき)」が定められており、その月の中で
決められた干支の日が、滅門日・大禍日・狼藉日とされています。
つまり滅門日は、生まれ年によって日付が異なり、
本来は 1年に3回程度しか巡ってこない凶日 でした。

すべての日を滅門日として扱っている暦も多いのが現状です。
生まれ年ごとの滅門日
- 寅年生まれ…1月(2月4日~)巳の日
- 卯年生まれ…2月(3月5日~)子の日
- 辰年生まれ…3月(4月4日~)未の日
- 巳年生まれ…4月(5月5日~)寅の日
- 午年生まれ…5月(6月5日~)酉の日
- 未年生まれ…6月(7月7日~)辰の日
- 申年生まれ…7月(8月8日~)亥の日
- 酉年生まれ…8月(9月8日~)午の日
- 戌年生まれ…9月(10月8日~)丑の日
- 亥年生まれ…10月(11月8日~)申の日
- 子年生まれ…11月(12月7日~)卯の日
- 丑年生まれ…12月(1月6日~)戌の日
ここでいう月とは、立春・夏至などの
二十四節気(にじゅうしせっき)にもとづく「節切り」 による月です。
そのため、現代のカレンダーの月とは少しずれています。
()内は現代暦での目安となる月の始まりで、年によって多少前後します。
2026年の「滅門日」の日程
- 1月:6日、13日、25日
- 2月:13日、25日
- 3月:15日、27日
- 4月:15日、27日
- 5月:16日、28日
- 6月:16日、28日
- 7月:17日、29日
- 8月:17日、29日
- 9月:17日、29日
- 10月:18日、30日
- 11月:18日、30日
- 12月:19日、31日

気にしていればよい暦であることを、忘れないでくださいね。
「滅門日(めつもんにち)」にするといい事としてはいけない事は?引っ越しや契約・買い物は?


するといい事としてはいけない事が気になる!って人も多いですよね。
する事・したほうがよい事は?
する事、したほうがよい事は特にありません。
してはいけない?しないほうがよい事は?
全てのことがNGと言われる滅門日は、婚姻をはじめ旅行、引っ越し、契約など、ほとんどのことが向いていません。
事を起こすと一門が破滅すると言われているので、開業をして事業を始める、大きい買い物をして新しいものを使い始めるなども、のちのち家族を巻き込んで破滅してしまう可能性があるので、控えましょう。
もともと縁起の悪いものというイメージのあるお葬式などの仏事も、特に相性が良くありません。

この悪い運気を払う効果的な方法もないという、本当に厄介な悪日と言えるでしょう。
「滅門日(めつもんにち)」と「滅日」との違いは?関係は?

こちらを滅門日と混同してしまうことがありますが、これは太陰太陽暦に由来する考え方なので、全くの別モノと言えます。
滅日は、暦上の計算で1年を360日とした時に、実際の1年とのずれが生じ、その不足した分がちょうど1日分に達する日のことを言います。
この日も凶とされている上に、歴注下段の滅門日の略称も滅日とする場合があるので、間違えやすいのでしょう。

この考え方は、現在は廃止されているのですが、滅日という言葉が登場した時は、「どっちのことかな?」と少し考えてみてください。
まとめ
いかがでしたか?暦注下段の中でも最悪と言われる三箇の悪日のひとつ、滅門日がどんな日か、おわかりいただけましたか?
万事に不向き、一門までもが滅びるという恐ろしい日でしたね。滅門日は、自分だけにとどまらず人に迷惑をかけるので、不安になってしまいます。不吉な日ではありますが、三箇の悪日は、もともと忌月だけを気にすればよいものです。
そもそも暦注下段は、迷信とも言われる科学的根拠のない占いなので、信じすぎないように、うまく使ってくださいね。



