2017年の小雪はいつ?小雪の意味・暦の考え方も解説【図解付】

旧暦の「小雪(しょうせつ)」という言葉の意味を知っていますか?小雪は「春分」「夏至」などと同じ暦(こよみ)の名称です。俳句の季語などでは使われているものの、日常生活ではほとんど聞かない馴染みのない言葉かと思います。

小寒とはいつのことで、どんな意味をあらわす言葉なのでしょうか。今回は、小寒の意味・期間・暦の考え方などもあわせて、わかりやすく解説していきたいと思います。

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小雪とはいつ?

2017年の小雪の日

2017年の小雪は、11月22日(火曜日)です。

小雪とは、旧暦で毎年11月22日頃のことです。ただし、太陽の位置で毎年計算されて日時が決まるため、年によっては23日になることもあります

過去と2017年以降の小雪の日

2024年までの小雪は、以下のように日付が決まっています。

西暦 小雪 西暦 小雪
2009年 11月22日 2017年 11月22日
2010年 11月22日 2018年 11月22日
2011年 11月23日 2019年 11月22日
2012年 11月22日 2020年 11月22日
2013年 11月22日 2021年 11月22日
2014年 11月22日 2022年 11月22日
2015年 11月23日 2023年 11月22日
2016年 11月22日 2024年 11月22日

よく見てみると、すべて11月22日かと思いきや、11月23日となっている箇所が・・タイプミス・・!?
いいえ、たしかに2011年と2015年の小は11月23日だったのです。

では、なぜ年によって日付がずれているのでしょうか??その理由をみていきましょう。

日付は太陽と地球の位置で決まる

日付がずれてしまう理由は、太陽と地球の位置を固定して日時をあわせて決めているからです。

1年に1回、地球と太陽が決まった位置関係になったタイミングのことを小雪と名付けているので、「11月22日は小雪の日」というように、日付で決めているわけではありません。日付そのもので決まっている「節句」等とは全く考え方が違うのです。

では、どのような位置関係がきまっているのでしょうか。下記の図をご覧ください。

これは太陽の周りを1年間かけて地球が1周回る様子を示しているいる図です。決まった角度の場所ごとに名前がついています。
小雪の位置は、春分を基準にして240度の位置となります。

「でも、1周まわって戻って来る時間は1年なんだから、同じことじゃないの?日付がずれる理由になってない・・」
と思うかもしれませんが、「うるう年」を思い出してみましょう。

1年という「時間」は、実は365日よりも6時間ほど多くあります。そのため、太陽を一周し元の位置に戻ってきたとき、カレンダーより6時間ほど遅れて戻ってきてしまうんです。これにより、毎年天文学的な小雪の時間は毎年ずれていき、それが数年分積み重なって日付もかわります。そして、4年に一度のうるう年で調整されてまた戻る、ということを繰り返しています。

細かい計算によって算出されるため、規則的にもどったりずれたりを繰り返すというわけでもありません。2051年まではずっと11月22日の日が続きます。

年によって日付が違うことがあるのは、上記のような理由です。そのため、2024年以降も小雪の日は11月22日と23日をいったりきたりを繰り返していきます。

小雪の意味と暦の考え方

小雪の日がどうやって決まるか、ということはなんとなく理解できたでしょうか。でも、「小雪のことば自体の意味ってなんなんだろう?」という疑問が残りますよね。そもそも小雪がなんなのか、どんな意味なのかを詳しくみてみましょう。

小雪とは旧暦の名称

小雪とは、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる暦の季節の名称のひとつです。
毎年11月22日頃の旧暦を小雪と呼び、この日から旧暦の冬がはじまります。

二十四節気とは?

二十四節気とは、地球から見たときに太陽が1年かけて1周する円を基準として、1年を24等分し約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しています。

先ほどの太陽の図をもう一度見てみましょう。

春分を起点に24等分された地球と太陽の位置関係の名前は、位置関係と同時に季節を表していたのです。これが二十四節気とよばれる旧暦の正体です。

24等分して前半を【節(せつ)】、後半を【中(ちゅう)】とよび、それぞれの期間の区切りとなる日に名称ついています。

下記の表は、二十四節気を四季ごとにならべたのものです。小雪は、赤枠の部分となります。

小雪の期間

2017年の小雪の期間は11月22日から大雪(たいせつ)の前日の12月6日までの15日間になります。

二十四節気の名称は、特定の一日だけでなく【期間】としての意味もあります

小雪の前は「立冬(りっとう)」、立冬があけて小雪をすぎると、12月7日からは「大雪(たいせつ)」の季節がはじまります。

小雪の意味・季節・由来

小雪とは、「雪はまださほど多くない」という意味です。

本格的な雪はまだ降らない時期ですが、雪国の地方では雪がちらつきはじめます。

日差しも弱くなり、色づいた紅葉も徐々に散り始める頃です。冷え込みが厳しくなり、本格的な冬の準備に入る季節です。お歳暮の準備なども、この頃からはじめます。

暦便覧原文
小雪は、江戸時代にこよみを記した書物【暦便覧(れきびんらん)】に
「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」
と記され、「冷え込みが厳しくなり、雨も雪となって降ってくるから(だから小雪と呼ぶ)」と説明されています。

「小雪の候」はいつからいつまで?

「小雪の候」を使える期間は、小雪の期間中(2017年の場合11月22日から12月6日まで)です

小雪の候(読み方:しょうせつのこ)とは、冬のはじまりに使われる時候の挨拶です。「小雪が舞う季節になりましたが」という意味です。

ただ、昔の気候と今の気候の時期は若干ズレがあります。11月下旬、そこまで寒さがなく雪というにはまだ早い場合は「向寒(こうかん)の候」「暮秋(ぼしゅう)の候」などを代わりに使うとよいでしょう。

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小雪の七十二候

実は、二十四節気をさらに細かい期間に分けた呼び方もあるんです。日本の旧暦の攻略は一筋縄ではいきませんね。。この際なので、とことん見ていきましょう。

七十二候とは?

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに3つに分けた期間のことです。古代中国で考案され日本に伝わったもので、二十四節気よりさらにこまかく季節を表している名称です。

15日を5日間ずつの期間に分けて、それぞれ「初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)」と呼びます。

各七十二候の名称は、気候の動きや動植物の変化を具体的に知らせるような短文になっています。日本に伝わってからは、日本の季節に合うように変更も加えられており、それぞれ下記のような名称がつけられています。

小雪の七十二候の名称と意味

小雪の15日間のうち5日間ずつ、それぞれの期間に名前と意味がついています。

名称 意味
初候 芹乃栄(せりすなわちさかう) 芹がよく生育する
次候 水泉動(しみずあたたかをふくむ) 地中で凍った泉が動き始める
末候 雉始雊(きじはじめてなく) 雄の雉が鳴き始める

大地と草花、鳥の様子からも、厳しい寒さが始まりそうな荘厳な様子が描かれていますね。

まとめ

小雪について、読み方・意味・期間などは理解できたでしょうか。背景には二十四節気・七十二候という旧暦の考え方があったんですね。日本の文化は本当にどこまでも奥深いです。

普段意識しない暦ではありますが、せっかく読んでいただいたので、カレンダーで小雪の文字を見たときにはナデシコで見たなと思えるよう頭の片隅に記憶しておいてくださいね^^

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