2017年の冬至はいつ?冬至の意味・暦の考え方も解説【図解付】

北半球で1年でもっとも昼が短く夜が長い日の「冬至」。1年で最も昼が長い「夏至」とセットで覚えている方も多いと思います。

でも、いつごろかはわかっていても毎年冬至の日が違っていつだかわからない!と困ってしまうこともありますよね。食べ物やイベントなども控える、2017年の冬至がいつかはおさえておきたいところです。

そして、冬至はただ日が短い1日だけを意味する言葉ではありません。日にちとあわせて、冬至の意味・冬至の時期のイベントや食べ物・暦の考え方などもわかりやすく解説していきたいと思います。

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冬至とはいつのこと?

2017年の冬至の日付

2017年の冬至は12月22日(金)です。

冬至は旧暦で毎年12月22日頃のことです。太陽が一番高くあがるときの角度が1年の中で最も浅くなり、日照時間が1年でもっとも短くなります。

ただ、この日付は太陽の位置で毎年計算されて決まるため、年によっては21日になる場合もあります

2017年以降の冬至の日付

2024年までの冬至の日付は、以下のように日付が決まっています。

西暦 冬至
2017年 12月22日
2018年 12月22日
2019年 12月22日
2020年 12月21日
2021年 12月22日
2022年 12月22日
2023年 12月22日
2024年 12月21日

こうしてみると、ちょっと気になるのがところどころある微妙な日付のズレだと思います。なぜその年だけ日付がずれてしまっているのでしょうか??

冬至の日付は太陽と地球の位置で決まる

日付がずれてしまう理由は、太陽と地球の位置を固定し日時のほうをあわせて決めているからです。

1年に1回、地球と太陽が決まった位置関係になったタイミングのことを冬至と名付けているので、「12月22日は冬至の日」というように、日付で決めているわけではありません日付そのもので決まっている「節句」等とは全く考え方が違うのです。

では、地球と太陽のどのような位置関係が決まっているのでしょうか?下記の図をみてみましょう。

これは、太陽の周りを1年間かけて地球が1週回る様子を示している絵で、春分を起点に決まった角度の場所ごとに名前がついています。
冬至はというと、春分を基準にしてちょうど4分の1、270度の位置にきたときの日時となります。

1年という「時間」は、実は365日よりも6時間ほど多くあります。そのため、太陽のまわりを一周して元の位置に戻ってきたとき、性格にはカレンダーの1年よりも6時間ほど遅れて戻ってきてしまいます。これによって冬至の時間も数年で1日程度のズレが生まれ、うるう年で調整されてまたもどる、ということを繰り返しています。

年によって日付がずれることがあるのは、上記のような理由からです。そのため、2024年以降22日の日と21日の日が入れ替わっていきます。

前の年と同じ日だとは限りませんので、思い込まないように注意しましょう。

冬至の意味と暦の考え方

冬至はいつ?という疑問が解決しましたが、冬至は「1年で1番日が短くなる日の名称」だけでなく、昔の人が考えた特定の期間の季節の名称も表す言葉でもあるんです。

冬至は季節をあらわす旧暦の名称でもある

冬至は、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる暦の季節の名称のひとつです。毎年6月21日頃のことを旧暦で冬至と呼びます。

冬至って季節の名称のことでもあったんですね・・!!でも、二十四節気って一体なんのことなんでしょうか。

二十四節気とは?

二十四節気とは、地球から見たときに太陽が1年かけて移動する通り道を基準として、1年を24等分し約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しています。先ほどの太陽の図をもう一度見てみましょう。

春分を起点に24等分された地球と太陽の位置関係の名前は、位置関係と同時に【季節】を表しているのです。これが二十四節気とよばれる旧暦の正体です。ぱっと見ても、冬至や夏至はわかっても他の名前はじめてみた!!なんていう方も多いのではないでしょうか。

24等分して1ヶ月の前半を【節(せつ)】、後半を【中(ちゅう)】とよび、それぞれの区切りとなる日に季節を表す名前がつけられています。上記の太陽の図を四季ごとにならべたのが下記の一覧表です。

冬至の期間

2017年の冬至の期間は12月22日から小寒(しょうかん)の前日の1月4日までの15日間になります。

二十四節気の名称は、特定の一日だけでなく【期間】としての意味もあります

冬至は暦のうえで「冬」にあたる季節の名称で、冬至の前は「大雪(たいせつ)」、大雪があけて夏至をすぎると1月5日頃からは「小寒(しょうかん)」の季節とうつりかわっていきます。冬至と同じようなその時点の季節を表す言葉がこんなにたくさん存在していたんですね。

冬至の意味・季節・由来

冬至は、「1年で最も昼が短くなり夜が長くなる日」という意味です。これは知っている方も多いのではないでしょうか。

冬至の当日は、太陽の高度(観測地点から太陽の角度)が最も低くなり、一年の中で最も昼間が短くなります。一年で昼間が最も長い「夏至」と比べると、5時間余りも昼間が短いのです。一年中で最も夜が長くなる日で、この日から日照時間が再び長くなっていく、昔はこの日を年の始めと考えていました。

暦の上では冬の半ばということになりですが、寒さが厳しくこれから冬本番になってくる時期。本格的な積雪や寒さが厳しくなってくる季節です。

昔から冬至の日祝う風習があり、宮中では祝宴が催されます。

暦便覧原文
冬至は、江戸時代にこよみを記した書物【暦便覧(れきびんらん)】に
「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」
と記されています。太陽が軌道上の最も南に来て日が一番短くなる、と説明しています。

「冬至の候」の時期はいつからいつまで?

「冬至の候」を使える期間は、冬至の期間中(2017年の場合12月22日から1月5日まで)です。

冬至の候(読み方:とうじのこ)とは、冬至の期間中に使われる冬の時候の挨拶です他にも、12月中なら「歳末(さいまつ)の候」、1月以降なら「新春(しんしゅん)の候」などの時候の挨拶も使えます。

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冬至の習慣・食べ物・イベント

冬至に関連する伝統的な風習があります。どんな風習があるのか見てみましょう。

かぼちゃ・小豆粥・こんにゃく等を食べる

冬至の日には、かぼちゃの煮物やあずき粥、こんにゃくなどを食べる習慣があります。

南瓜(かぼちゃ)

カボチャは魔除け力があると言われており、冬至の日に食べると病から身を守ってくれるという意味があります。

小豆粥(あずきがゆ)

冬至の日に食べる小豆粥は「夏至粥」とも呼ばれ、体をあたため病気にかからないという言い伝えがあります。

蒟蒻(こんにゃく)

こんにゃくは「体の砂払い」とよばれ、体内の毒素を掃除するという意味をこめています。

ゆず湯につかる

昔から、冬至の日には「柚子湯」に入る習慣があります。「冬至」を「湯治」(意味:お風呂で病を治すこと)にかけて、病気や災いから身を守る願いを込めて柚子湯につかります。冬至の日に柚子湯入ると、風邪をひかないといわれています。

伊勢神宮の「冬至祭」

冬至の日、伊勢神宮の宇治橋と鳥居のちょうど間から朝日が昇ります。とても神々しく美しい光景を見ることができます。これを観光へつなげようという目的もあって、伊勢神宮では毎年冬至の日には「冬至祭」というお祭りを開催しています。

お祭りでは、お祭りを訪問した方へ「冬至ぜんざい」を振舞っているそうです。

冬至の七十二候

実は、二十四節気をさらに細かい期間に分けた呼び方もあるんです。日本の旧暦の攻略は一筋縄ではいきませんね。。この際なので、とことん見ていきましょう。

七十二候とは?

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに3つに分けた期間のことです。古代中国で考案され日本に伝わったもので、二十四節気よりさらにこまかく季節を表している名称です。

15日を5日間ずつの期間に分けて、それぞれ「初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)」と呼びます。

各七十二候の名称は、気候の動きや動植物の変化を具体的に知らせるような短文になっています。日本に伝わってからは、日本の季節に合うように変更も加えられており、それぞれ下記のような名称がつけられています。

冬至の七十二候の名称と意味

冬至の15日間のうち5日間ずつ、それぞれの期間に名前と意味がついています。

名称 意味
初候 乃東生(なつかくれくさしょうず) 夏枯草が芽を出す
次候 麋角解(おおしかのつのおつる) 大鹿が角を落とす
末候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる) 雪の下で麦が芽を出す

夏に枯れた草木や麦が、冬の雪の下で芽をだす準備をしている様子を描いています。大鹿(オオシカ)は冬至のころの陽気になると角がおちるため、次候の名称となっています。

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まとめ

冬至について、読み方・意味・期間などは理解できたでしょうか。昼が短くなるという意味意外にも、二十四節気・七十二候という旧暦の考え方があったんですね。日本の文化は本当にどこまでも奥深いです。

今年の冬至から、ゆず湯や小豆粥などもぜひ実践してみてくださいね^^

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