お彼岸では、お墓参りをした際やお仏壇にお供え物をすると思いますがどのようなものがいいのか迷う方もいるでしょう。
お菓子系なのか果物系なのか?それとも和菓子なのか?また相場はどれぐらいなのか。
そんな疑問を解決していきましょう。
目次
「お彼岸で仏壇にお供えするならお菓子もOK?」なんでも良いって本当?
お菓子をお供えするのは避けた方がいいと言われることもありますが、
実はお供えものはなんでも良いと言われています。
勝手な憶測で物を言った人の言葉に信ぴょう性があったのでお菓子はNGと広まってしまったのでしょうか?実はなんでも良いと言うのが答え。ただし、注意する事もありますよ。以下。
「お仏壇にお菓子を供える時に注意する事は?」日付?賞味期限?
気をつけなければならないのは長期に置いた場合の傷みですね。
お墓にお供えをした場合は少しお供えをしてすぐに回収をするでしょうが、自宅の場合はお供えをしてしばらく置いてしまう可能性もあります。
お菓子類でも良いですが日付には注意をしておくといいでしょう。
日付を気にしないお供えものとして缶づめで封をされたもの、ゼリー類の封をされたものなどもあります。
果物類も傷みが見た目でわかりやすく、お墓にお供えするように風雨にさらされることはないのでお仏壇にお供えするのは適していると言えるでしょう。とにかくお菓子類の場合は日付や賞味期限をチェックしておく事が重要!
「お供えに向いているものは?」傷みにくい食べ物?故人が好きだった物?
日持ちがしやすいものとしてよく選ばれるのは和菓子です。
和菓子はケーキなどの洋菓子に比べれば断然日持ちがしやすく、外に出しておいても鮮度がしばらく保つことができ、お供えをした後に回収をしておいしく頂くことが十分できるのです。
その他におせんべいやおまんじゅうなど、やはり鮮度が保ちやすいものがお供えものとして選ばれています。
ご先祖様に提供するものですので傷んだものを出してはバチが当たってしまいそうですね。
またお供えものは故人の好きだったものを提供して良いと言われています。ですのでタバコが好きな方はタバコをお供えしたりもしていますよね。
食べ物をお供えする際は傷みにくい食べ物を!故人が特別好きであったものがあればそれをお供えするのも良いでしょう。
「お供えに不向きなものは?」生肉系?魚?傷みやすい食べ物?
また生肉以外にも魚もNG。命あるものを提供すると「殺生をした」という意味で縁起が良くないのです。
ご先祖様に喜んでもらいたいのにお怒りを買ってしまっては大変です。
お供えしてはいけないものには注意をしていきましょう。
また傷みやすい食べ物として水気が多いものやしっかり真空状態になっていないものはカビも生えやすく、長い時間お供えするのには向いていません。
お彼岸のお供え物って予算はいくら?金額の目安は?
たくさんかければかけただけ故人やご先祖様は喜んでくれると思いきや、せっかくご先祖様が家に帰ってきた時に部屋の中がお供えものだらけでもご先祖様の気が引けてしまうかもしれません。
「金額の目安」大体3000円~5000円前後で
大事なのは気持ちですので、故人の好きなものを購入してあげるといいでしょう。
予算は3000~5000円前後が目安となりますがお菓子の詰め合わせや果物の詰め合わせなどたくさん入ったものや、高額な品物でない限りはそう簡単に5000円はいかないかもしれませんね。
金額は気にせず、おいしそうだからお供えしてあげたいと思う気持ちが一番でしょう。
まとめ
お供えものとしてお菓子を選ぶことは全然問題ありません。
ただ傷みやすいものに関してはお供えをしたらすぐに下げることも必要でしょう。
お供え物は下げたら捨てずにありがたくいただくようにし、ご先祖様のご利益をいただくようにすることを忘れずに。
そして見守っていてくれてありがとうという感謝の念と今後も見守っていて下さいという言葉を伝えるといいでしょう。