2017年の夏至はいつ?夏至の意味・暦の考え方も解説【図解付】

北半球で1年でもっとも昼が長い日の「夏至」。でも、いつごろかはわかっていても毎年夏至の日が違っていつだかわからない!と困ってしまうこともありますよね。食べ物やイベントなども控える時期、2017年の夏至がいつかはおさえておきたいところです。

でも、夏至はただ日が長い1日だけを意味する言葉でないんです!日にちと一緒に、夏至の意味・暦の考え方などもわかりやすく解説していきたいと思います。

夏至とはいつのこと?

2017年の夏至の日付

2017年の夏至は6月21日(水)です。

夏至は旧暦で毎年6月21日頃のことです。太陽が真上の90度に位置するため、日照時間が1年でもっとも長くなります。

ただ、この日にちは太陽の位置で毎年計算されて決まるため、年によっては22日になる場合もあります

2017年以降の夏至の日付

2024年までの夏至の日付は、以下のように日付が決まっています。

西暦 夏至
2017年 6月21日
2018年 6月21日
2019年 6月22日
2020年 6月21日
2021年 6月21日
2022年 6月21日
2023年 6月21日
2024年 6月21日

こうしてみると、ちょっと気になるのが2019年の微妙な日付のズレだと思います。なぜその1年だけ日付がずれてしまっているのでしょうか??

夏至の日付は太陽と地球の位置で決まる

日付がずれてしまう理由は、太陽と地球の位置を固定し日時のほうをあわせて決めているからです。

1年に1回、地球と太陽が春分を起点に90度の位置関係になったタイミングが夏至ですので、「6月21日は夏至の日!」というように日付を固定して決めているわけではありません。

では、地球と太陽のどのような位置関係が決まっているのでしょうか?下記の図をみてみましょう。

これは、太陽の周りを1年間かけて地球が1週回る様子を示している絵で、春分を起点に決まった角度の場所ごとに名前がついています。
夏至はというと、春分を基準にしてちょうど90度の位置にきたときの日時となります。

1年という「時間」は、実は365日よりも6時間ほど多くあります。そのため、太陽のまわりを一周して元の位置に戻ってきたとき、性格にはカレンダーの1年よりも6時間ほど遅れて戻ってきてしまいます。これによって夏至の時間も数年で1日程度のズレが生まれ、うるう年で調整されてまたもどる、ということを繰り返しています。

年によって日付がずれることがあるのは、上記のような理由からです。そのため、2024年以降も2019年のように22日になる年はあります!

前の年と同じ日だとうっかりしないようにしましょう。

夏至の意味と暦の考え方

夏至はいつ?という疑問が解決しましたが、夏至は「1年で1番日が長くなる日の名称」だけでなく、昔の人が考えた特定の期間の季節の名称も表す言葉でもあるんです。

夏至は季節をあらわす旧暦の名称でもある

夏至は、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる暦の季節の名称のひとつです。毎年6月21日頃のことを旧暦で夏至と呼びます。

夏至って季節の名称のことでもあったんですね・・!!でも、二十四節気って一体なんのことなんでしょうか。

二十四節気とは?

二十四節気とは、地球から見たときに太陽が1年かけて移動する通り道を基準として、1年を24等分し約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しています。先ほどの太陽の図をもう一度見てみましょう。

春分を起点に24等分された地球と太陽の位置関係の名前は、位置関係と同時に【季節】を表しているのです。これが二十四節気とよばれる旧暦の正体です。ぱっと見ても、春分や秋分はわかっても他の名前はじめてみた!!なんていう方も多いのではないでしょうか。

24等分して1ヶ月の前半を【節(せつ)】、後半を【中(ちゅう)】とよび、それぞれの区切りとなる日に季節を表す名前がつけられています。上記の太陽の図を四季ごとにならべたのが下記の一覧表です。

夏至は暦のうえで「夏」にあたる季節の名称で、夏至の前は「芒種(ぼうしゅ)」、芒種があけて夏至をすぎると7月7日頃からは「小暑(しょうしょ)」の季節とうつりかわっていきます。夏至と同じようなその時点の季節を表す言葉がこんなにたくさん存在していたんですね。

夏至の季節と由来

夏至とは、太陽の高度が最も高くなり、一年の中で昼間が長い日のことです。一年で昼間が最も短い「冬至」と比べると、5時間余りも昼間が長くなっています。そして、この日を境にだんだん日が短くなって行きます。

暑さのピークというよりはまだ梅雨があけていないことが多く、北陸地方は梅雨の真っ直中の季節です。梅雨の中、農家は田植えなどの農作業で忙しい毎日を過ごします。

暦便覧原文
江戸時代にこよみを記した書物【暦便覧(れきびんらん)】によると、夏至は
「陽熱至極し、又、日の長きのいたりたるをもってなり」
と記されており、日差しが強く日が長い季節と説明しています。
ただ、実際は梅雨の最中のため実際の日照時間は冬よりも短いことが多いそうです。

夏至の食べ物

夏至の日に、関東ではお餅を焼いて食べる習慣があり、大阪ではタコ食べる風習もあります。タコを食べるのは、タコの足のように稲穂の根が根付くようにという理由からです。

「夏至の候」の時期はいつからいつまで?

夏至は2017年の場合、6月21日から7月6日まで(小暑の前日まで)をを意味しています。お手紙の時候の挨拶で「夏至の候」を使えるのは、その期間中です。

夏至の七十二候

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに3つに分けた期間のことです。

15日を5日ずつの期間に分けて、それぞれ「初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)」と呼びます。

古代中国発祥の季節を表す方式のひとつで、各七十二候の名称は、気候の動きや動植物の変化をさらに具体的に知らせるような短文になっています。

夏至の七十二候は以下のようになっています。

初候 乃東枯(なつかれくさかるる) 夏枯草が枯れる
次候 菖蒲華(あやめはなさく) あやめの花が咲く
末候 半夏生(はんげしょうず) 烏柄杓が生える

夏真っ盛りというより、曇りの天気でじっと耐えるようなイメージの表現が多い短文です。

まとめ

夏至について、理解を深めることができたでしょうか。季節を表す言葉がこんなにあるのは驚きですよね。旧暦と新暦は本当にややこしいものです。

1年で一番日が長い夏至。せっかくなので曇りではなく、今年はからっと晴れた気持ちのいい夏至だといいですね!