2017年の清明はいつ?清明の意味・暦の考え方も解説【図解付】

旧暦の「清明(せいめい)」という言葉は「立春」「春分」「夏至」などと同じ暦(こよみ)の名称なのですが、「清明」は日常生活ではほとんど聞かない馴染みの少ない言葉だと思います。清明とは一体いつのことで、どんな意味をあらわす言葉なのでしょうか?暦の考え方などもあわせて、わかりやすく解説していきます!

清明の意味

清明とは?

清明(せいめい)は、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる旧暦の名称の一つで、毎年4月5日頃のことを意味しています。春分から15日目にあたります。

清明とは「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の略で、「すべてが明るく清らかでけがれなく、生き生きと感じられる頃」という意味です。

清明の頃は桜の花が満開になり、お花見シーズン真っ盛りです。雨が多い時期で、暖かくなったと思うと小雨が降り続き寒くなるなど、気温が変わりやすい季節でもあります。

天文学的には、太陽が黄経15度の点を通過するときのことをいいます。

暦便覧
江戸時代にこよみを記した書物【暦便覧】によると、清明は
「万物(ばんぶつ)発して 清浄明潔(しょうじょうめいけつ)なれば、此芽(このめ)は何の草と知るるなり」
となっており、「草木が芽吹き、草木の種類が明らかになる清清しい頃」と説明されています。

二十四節気とは?

二十四節気とは、地球から見たときに太陽が1年かけて移動する通り道を基準として、1年を24等分し約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味しています。

1年全体を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つの期間に分けて、1ヶ月の前半を【節(せつ)】、後半を【中(ちゅう)】とよび、それぞれの区切りとなる日に季節を表すのにふさわしい名称がつけられています。

2017年の清明

2017年の清明は4月4日です。

清明は毎年4月4日頃ですが、太陽の位置で計算されるためその年によって5日になることもあります。

清明の七十二候

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに5日ずつ初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)の3つに分けた期間のことです。古代中国発祥の季節を表す方式のひとつで、各七十二候の名称は、気候の動きや動植物の変化を知らせる短文になっています。

初候 玄鳥至(つばめきたる) 燕が南からやって来る
次候 鴻雁北(こうがんきたへかえる) 雁が北へ渡って行く
末候 虹始見(にじはじめてあらわる) 雨の後に虹が出始める

清明に関する習慣・行事・季節のもの等

清明に関連する風習や季節のイベントは以下のようなものがあります。

清明祭(シーミー)

お墓で行う伝統行事として一番大きな沖縄のお祭りです。

中国の風習と同様にお墓の掃除をするとともに墓参を行い、まるでピクニックのような雰囲気で親類が揃って墓前で祖先と共に食事(餅や豚肉料理、お菓子、果物など)を楽しむ風習がある。
[出典:https://ja.wikipedia.org/]

清明の地球と太陽の位置

太陽黄道(こうどう)とは

黄道とは、地球から見たときに1年かけて太陽が移動する天球(※)上の見かけ上の通り道のことを意味しています。地球を中心に考えた時、1年かけて太陽が地球のまわりをぐるりと一周するときの円を想像してみるとわかりやすいでしょう。黄道は、地球が太陽の周りを一周する公転の描く円と全く同じです。

黄道を360度に分けたものを黄径(こうけい)といい、二十四節気の地球と太陽の位置関係は上記の図のように分けることができます。春分を黄径0度として、15度おきに24の節気が定められています。

0度である春分点を出てから再び春分点に戻るまでの地球からみた太陽の位置と覚えておくとわかりやすいでしょう。

用語解説
※天球(てんきゅう):観測者を中心として、半径が無限に存在する仮想球体のこと。地球から見た空(宇宙)全体のことを意味します。